就職活動はこれからが本番。
万全な準備と事前の対策で、
納得できる会社選びを。

株式会社ちふれ化粧品

高田 結花(2007年度卒業)

【業種】
製造業

これまでの歩みについてお聞かせください

大学3年の10月頃からセミナーや説明会に参加しました。高校時代から化粧品に興味があり、化粧品業界を志望していましたが、視野を狭めたくなかったため、業界にこだわらず会社の雰囲気で判断するようにしました。そのため、人事の方や営業の方と直接話すことのできる小規模な合同説明会に的を絞って情報収集に努めました。1月、2月はエントリーシートの作成に取りかかり、先輩から成功したエントリーシートをいただいて徹底的に分析しました。エントリーシートは就職への第一歩なので誤字・脱字がないよう早め早めに書き終え、計画的に進めることが大切だと思います。2月下旬から面接が始まり、最初は上手くいかず落ち込んでいましたが、「この会社とは縁がなかった」と気持ちを切り替えるように努めました。そして、就職活動が本格的に動き始めた4月頃、初めて内定をいただきました。しかし、一方では最終面接で落とされることもあり、精神的・体力的に苦しい日々が続きました。正直投げ出したい気持ちいっぱいでしたが、粘り強く活動を続けた結果、ちふれ化粧品に内定。化粧品を日用品として使っていただくために高品質・適正価格の製品を提供している理念に共感し、入社を決意しました。

現在の仕事内容は?

念願の化粧品メーカーに入社し、現在は開発部企画開発課で販売促進に携わっています。当社は人数が少ないので、店頭で配布するカタログや社内用情報誌の制作を一人で担当。印刷物の色などわからないことがまだまだ多いので、資料を見たり、セミナーに参加したり、自分なりに勉強をしながら仕事をしています。企画の仕事は営業から商品の説明を求められることも多く、社内の情報収集も重要です。化粧品メーカーは華やかなイメージがありますが、ちふれ化粧品はお客様が求めやすい価格を実現する実直なメーカー。仕事内容も決して華やかではありませんが、日々の地道な努力が高品質で適正な価格である製品づくりにもつながるという気持ちで仕事に取り組んでいます。

これから就職活動を開始する後輩たちにアドバイスをお願いします

面接で私が心がけたのは大きな声で話すことです。当たり前のことですが、大きな声を出さないと相手に伝わりませんし、やる気がないと思われてしまいます。大きな声を出すためには数をこなし、面接に慣れることがいちばんの近道。行きたい会社の面接の前にいくつか面接を経験し、大きな声が出せるようにしてほしいですね。最近ではグループディスカッションを行う会社も多々ありますが、会社側が見極めるポイントは主に二つあると思います。一つは協調性があるか、もう一つは自分の意見を積極的に言えるか。私はあまり主張し過ぎると良くないと聞いていたため、自分の意見を強く言えず、残念な結果に終わったこともありました。皆さんの就職活動はこれからが本番です。まだまだ時間があるので万全に準備し、本当にその会社に入りたいという気持ちを持って就職活動に挑んでほしいと思います。

(取材・撮影:2009年10月31日)

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