一年前の12月に就職活動をスタート。
スキルを磨くのは、これからが本番!

サミット株式会社

中曽 一嘉(2006年度卒業)

【業種】
卸・小売業

これまでの歩みについてお聞かせください

私は一年前の12月頃から就職活動をはじまめした。最初に行ったのが、日経ナビの合同説明会。合同説明会では会社の細かい部分を知ることができないし、質疑応答の時間も限られているので、会社名を知るだけでも十分だと思います。やはり役立つのは会社が独自に開催している会社説明会ですが、私自身の経験からその業界についてある程度知っておいた方がいいと感じています。業界研究しておかないと、自分が就職した時に何をすればいいかが想像できない。今年の4月にサミットに入社。スキルを高めていくのはまだまだこれから。今の仕事を一つひとつ覚えながら頑張っていきたいと思っています。

現在の仕事内容は?

サミット株式会社は1963年に創業しました。スーパーマーケット業界では後発企業であり、これからの会社です。なぜこの会社を選んだかというと、考え方が非常にしっかりしているからです。5分前行動は当たり前ですし、あいさつ一つにしても厳しい。入社してすぐ、121名の新入社員が一堂に会して代々木のオリンピック会館で3泊4日の合宿研修が行われましたが、本当に厳しくて、この時、はじめて社会の厳しさに触れて、正直言って驚きましたが、厳しい分だけ社会の規律や礼儀を徹底的に学ぶことができ、今では同期の仲間と「入社して良かったね」と話しています。

これから就職活動を開始する後輩たちにアドバイスをお願いします

就職活動のいちばんの難関は、やはり面接です。私は最初に受けた会社の面接で何も話せませんでした。質問の意味を聞き取ることができないほど緊張してしまうので、最初の面接は覚悟を決めて行かれた方がいいかもしれません。面接を重ねて、ある程度慣れてくると相手がどんなことを聞きたいのか、おのずとわかるようになってきます。短時間の面接で、はじめの5分間に志望動機と、入社したら何をしたいかを明確に話せれば、それで決まりだと思います。先日、当社の人事に面接の決め手は何かを尋ねる機会がありました。返ってきた答えは、まず応募動機がしっかりしていること、そして何がやりたいのかはっきりしていること。当社は接客業なので、笑顔がいいという理由で採用した例もあると聞いています。私が面接でよく聞かれたのは、「食品経済学科は何を学ぶのですか?」という質問です。皆さんも質問されると思いますので、どう答えるかを考えておいた方がいいと思います。この質問にはっきり答えて、それで弾みをつけて志望動機ややりたいことを話せば、必ず成功すると信じています。

(取材・撮影:2007年12月1日)

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