- 卒業生の主な就職先はどんなところですか。
- 多くの学生が食品製造業・卸売業・小売業に就職しています。そのほか、外食産業、金融業、宿泊業、情報通信業へも就職していますが、内訳は「資格・就職」をご覧ください。また具体的な会社名については各研究室紹介の一部でもリスト化されています。
- どんな資格が取得できますか。
- フードコーディネーター(3級)、食Pro(レベル1・2)、社会調査士、高等学校教諭1種免許(公民・農業)、中学教諭1種免許(社会)のほかに卒業後実務につくことによって与えられる資格として学芸員があります。また、受験資格が得られるものとしてフードスペシャリストなどがあります。
- 実習科目などはあるのですか。
- 2年次でフィールドリサーチが必修科目になっているほか、調理学実習、フードコーディネート実習、食料生産実習、海外フードシステム現地研修、食品ビジネスインターンシップがあります。また、1,3,4年次では少人数による演習(ゼミナール)も必修科目となっています。そのほか1年次では、学部共通の選択科目として、各地の学部施設で野外実習を行う生物資源科学フィールド実習があります。
- 推薦入試のシステムはどのようになっているのですか。
- 推薦入試にはいくつか種類があります。詳しくは「入試概要」をご覧ください。
- 食べることに関心があります。この学科ではどのようなことを学ぶのですか。
- 食べるという行為は生きていくために欠かせません。したがって、安全な食料が安定的に入手できる必要があります。しかし、現在食料の安全性については大きく問題視されており、また増加する世界人口に対する食料供給も、環境負荷等により栄養不足人口を生み出しています。どうしたら安全な食料が安定的に供給されるようになるのか、ということをベースに勉強していきます。
- 海外協力等への関心があります。英語が得意ではないのですが、問題はありませんか。
- 教養科目として必修の英語(能力別編成)、ネイティブの先生から学べるキャリアイングリッシュなど積極的に勉強しようと思う学生には十分答えられるカリキュラムが整っています。また、自分の英語能力をためすためのTOEICの試験が、年に4回、学内で行われます。
- 受験に向けた学習法について。
- 現在、英語の勉強はあらゆる学問分野で必要となっています。そのほか当学科は、「理系学部の中における文系が中心の学科」ですので、文系、理系ともに基礎的な学力があることが望ましいのですが、何よりも「食」に関することに興味を持って勉強してもらうことが、入学後の勉強には重要となるでしょう。
- 大学の授業ではレポートの提出を求められることが多いのですか。
- 高校までの授業と違って、穴埋め式の課題でなく与えたれた課題に対して自分で調べ、そのことについて自分はどう考えるのかといったことを書くレポートが増えてきます。ただわからないことはどんどん先生に聞きに行くこともできますし、そのための資料も豊富にそろっています。
- 単位はどのように計算するのですか。
- 授業は半期で2単位が基本です。ただし実習・演習は半期で1単位となります。単位の計算については入学後のガイダンスでも丁寧に説明を行います。
- 親元を離れて一人暮らしをする学生は多いですか。
- 学科内では4割くらいの学生が一人暮らしをしています。アパート等は大学でも紹介しています。