コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
日本大学 生物資源科学部 生命化学科

高橋 令二

教授 生命化学科主任 博士(農学)

日本大学農獣医学部農芸化学科卒、
日本大学大学院農学研究科農芸化学専攻修了、
動物薬メーカー研究所勤務(小動物ワクチンの研究開発)を経て日本大学に着任 
現在に至る

日本大学大学院生物資源科学研究科生物資源利用科学専攻 所属

研究内容

長年にわたり、当研究室は国内の硝化微生物研究の拠点であり、環境微生物のうち特にアンモニア酸化アーキア、および化学独立栄養性硝化細菌について総合的研究を行っています。

この微生物たちは「窒素循環」に関わっていて、都市下水や廃水中のアンモニア除去、堆肥製造プラント等での脱臭装置などで環境を守ったり、土壌中で植物に窒素源を供給するために活躍しています。

土壌や淡水、海水、その他の特殊な環境等、地球上のさまざまな環境中での分布・挙動の解析、新規純粋分離菌の獲得、生理・生態学的側面の究明、酵素化学的および遺伝生化学的側面を解明し、環境再生を始めとしたこれらの有用な微生物機能の応用化について検討 しています。

主要な研究テーマ

  • 高濃度アンモニア耐性のアンモニア酸化バクテリアの応用研究
  • アンモニア酸化アーキアのアンモニウムトランスポーターの解析
  • アンモニア酸化アーキアの保存法の開発
  • アンモニア酸化アーキアの亜酸化窒素の発生メカニズムの解明