動物の基礎研究に取り組める唯一の学科
3万点の資料が貴重な教材となる付属博物館
4つの分野から動物を多角的に解明
教育や研究分野を志す学生に最適の学び
さて、私は誰でしょう。
Ⅰ.4つの分野から動物を多角的に解明:動物の生態の研究には、動物を取り巻く気候や植生、地理など多彩な環境要因が関係してきます。また、動物の生理的なメカニズムの解明には、微生物や生化学的なアプローチも必要となります。本学科は、「動物生理」「動物細胞・免疫」「動物自然史」「動物生態・保全」の4分野を柱に、進化学・遺伝学・形態学・生理学・生態学・分子生物学・環境科学・保全生物学といった多方面から動物の謎を解明していく教育研究を展開しています。Ⅱ.3万点の資料が貴重な教材となる付属博物館:本学部に併設されている「骨の博物館」は、神奈川県下の大学で初めて「博物館相当施設」の指定を受け、骨格標本を始め約3万点の収蔵品を保管する本格的な博物館です。その運営や展示などには本学科の教員が深く関わっており、本学科における体験的な授業や教育研究の場としても広く利用されています。また、学芸員資格を取得するために必要な「博物館実習」の場としても活用されています。Ⅲ.教育や研究分野を志す学生に最適の学び: 動物学科は基礎分野に重点を置き、本学部の中でも「科学」や「生物学」に大きく関わる学科です。そのため将来的に高等学校・中学校の教諭、博物館の職員などをめざしている方には、動物学科の学びが最も適しているといえるでしょう。また、基礎分野に重点を置いた動物学科は、多様な視点から俯瞰する柔軟な思考能力を養い、どのような職種にも対応できる人材を育てます。