TEACHER

教員紹介

中山智宏 教授

INTERVIEW

獣医学科と動物病院のある
キャンパスで
より実践的、本格的な 動物看護が学べます。

中山智宏 教授

獣医学科と動物病院のある恵まれた教育環境

獣医保健看護学科は、愛玩動物看護師を養成する学科です。本学科の最大の特長は、なんといっても同じキャンパス内に獣医学を教える獣医学科があることでしょう。そのため、獣医学科教員による万全の教育環境が整っています。また、臨床実習で重要な大学付属動物病院もあり、充実した設備と症例が確保されています。実習のためにわざわざ外部の病院にいく必要もなく、普段の教育の中に実習や体験型の学びを取り入れられるのは大きなメリットです。キャンパスの環境も見逃せません。生物資源科学部には動植物や食品に関する学科も多く、意欲があればそこでさらに学ぶことも可能です。学生も6,000人以上在籍し、サークル活動なども活発に行われています。在学中に人間関係を広げ、有意義な学生生活を送ることもできます。

中山智宏 教授

あなたの力が動物看護師の未来をひらく

愛玩動物看護師という国家資格が誕生し、動物看護師は国が認める資格となりました。動物看護学と獣医学は関連性が深い学問領域ですが、人と動物、社会と動物とのつながりにおいて、愛玩動物看護師は獣医師ではたどり着くことが出来ない領域を開発し、活躍する人材となるでしょう。例えば動物病院では、獣医師以上に飼い主とコミュニケーションをとり、動物の生活環境を改善するなどのお手伝いができるかもしれません。また、学校飼育動物の飼育指導や、動物福祉の問題などに取り組むことも可能でしょう。そうした新しい分野を開拓しようという意気込みを持ち、ぜひ意欲的に学んで、この職業を発展させてほしいと思います。

中山智宏 教授

STAFF教員一覧

  • 恒川直樹[動物形態機能]

    私たちの体は生殖細胞と体細胞に大別され、このうち生殖細胞は精子や卵子に分化して、次の世代の新たな生命を生み出します。精子や卵子には、動物種特有の「かたち」があり、意味があります。これを形態機能学的に解明し、新たな生殖技術の開発につなげます。

  • 福澤めぐみ[応用動物行動]

    犬の行動学、アニマルウェルフェア、愛護を主な研究対象としています。人と共に生活する家庭動物の適正飼養および問題行動の改善法やしつけだけでなく、使役犬に関する研究、飼育放棄された動物に関する研究を行っています。

  • 中山智宏[画像診断]

    動物の健康と病気を知るためには、レントゲン、超音波、CT、MRI 検査などの画像診断が重要です。また、がんの放射線治療について研究もしています。放射線治療は、がんによる動物の苦痛を和らげる効果が大きく、愛玩動物看護師が活躍する場でもあります。

  • 坂井学[消化器内科]

    犬と猫の病気で一般的な腸や肝臓などの消化器疾患を、内視鏡や腹腔鏡などの痛みの少ない装置を用いて診断し、治療法について研究しています。特に治療法がない肝疾患(肝硬変)などは、栄養療法と細胞療法を組み合わせた新規治療について研究を進めています。

  • 住吉俊亮[臨床繁殖]

    動物の新しい繁殖技術の開発し、繁殖障害を防ぐための研究を行っています。具体的には、人工授精、採卵(卵子をとること)、体外受精、胚移植といった繁殖技術の開発と改良です。これらの成果により動物の繁殖性を向上させています。

  • 丸山治彦[臨床検査]

    犬と猫における血液疾患、特に止血異常症の研究を行っています。血友病などの先天性疾患の遺伝子解析を行い、新たな遺伝子異常を追究することで、それら疾患に対する遺伝子診断法の確立ならびに新規治療法の開発に貢献することを目標としています。

  • 阪本裕美[泌尿器内科]

    犬と猫の病気で一般的な腎臓や膀胱などの泌尿器疾患を、超音波やCT などの画像診断装置を用いて診断し、有効な治療薬について研究しています。また、腎臓や肝臓、腸に病気のある動物に対して、適切な食事療法と新たな栄養評価法についても研究を進めています。

  • 手島健次[麻酔/疼痛制御]

    動物の診療は麻酔をかけなくてはできないことが多く、また、様々な動物種に合った麻酔法が必要なため、安全で質の高い麻酔法を開発する研究をしています。加えて、手術後の動物看護として、動物の痛みの評価や痛みを和らげる治療に関する研究もしています。

  • 小澤真希子[臨床動物行動]

    犬や猫の問題行動や高齢期の行動変化(認知症)は、犬や猫の飼育放棄や安楽死に繋がることもある問題です。問題行動や認知症の犬と猫の治療に取り組みながら、新しい評価・治療法の開発や介護法の確立を目指しています。

  • 松鵜彩[皮膚病/感染症]

    動物の皮膚疾患についての診断と治療の他、人と動物の共通感染症についての研究も行っています。OneHealthの視点から人と動物の健康を守り、より良い関係性を築くことを目指しています。