骨の博物館

2020/11/25
★テレビ神奈川取材
外はずいぶん冬らしくなってきました。
みなさん、新型コロナウィルス対策は
継続されていますか?

前回に続いて、またまたテレビからのお話
です。
先週金曜日夕方のTVKニュースハーバーで
スチューデント・サービスによるZoomカフェ
と「骨の博物館」が紹介されました。

取材当日の様子
TVK取材当日の様子

ご覧になっていない方は、しげまるくんの
フェイスブックで紹介されているので、ぜひ
チェックしてみてください。

博物館は残念ながら休館継続中ですが
休館中も進化し続けておりますので
再開館にご期待ください。

2020/11/18
★常設展示紹介 森八郎コレクション

先日のNHK「ダーウィンが来た!」に
本学部森林資源科学科の岩田 隆太郎先生が出演され
視聴者の疑問「木のテーブルに空いた穴の謎」について
回答されていました。
その穴をあけたのはナガシンクイムシ類という事でしたが
当館にはその関連標本が展示されています。

ナガシンクイムシ類被害材
ナガシンクイムシ類被害材


ニホンタケナガシンクイ被害材(竹材)
ニホンタケナガシンクイ被害材(竹材)


仏像や書物など日本の文化財の多くは
木と紙が使用されていますが
それらの保存のためにこれら木質の
ものを食べてしまう昆虫の研究が欠かせません。
森八郎先生はこの木質食昆虫研究および
文化財保護の第一人者です。
当館では,森先生が生前に収集した資料を保管しています。
この展示は岩田先生にもご協力いただきました。

森八郎コレクション
森八郎コレクション


2020/11/11
★引地川のユリカモメ
 毎年冬になると、川ではユリカモメやセグロカモメ
などのカモメ類が見られます。引地川では、ユリカモメ
を昨日(11/10)この冬初めて見ました(初認)。
飛んでいるユリカモメ

どちらも海では1ヶ月くらい前から見られるのに、
どうして川に来るのは遅いのだろうと理由をいろいろ
考えていました。
気温が下がると水温も下がり、魚の活動が鈍くで捕まえ
やすいのではと考えましたが、本日あっさり理由がわかり
ました。

欄干のユリカモメ
欄干のユリカモメ

引地川のある橋では、橋の上からコイにパンを与えている
方がいて、そのパンを横取りして食べていました。器用な
個体は、パンが水面に落ちる前に空中でキャッチしていま
した。同じ鳥も繰り返し見ていると、新しい知見ができて
楽しいですよ。
ユリカモメ アップ


2020/11/4
★常設展示紹介 有袋類
カンガルーやワラビーをはじめ
お腹の袋で赤ちゃんを育てる仲間を有袋類と呼びます。
有袋類

有袋類には骨盤に特徴的な突起があります。
これは前恥骨(袋骨:たいこつ)といい
子の入るお腹の袋を支えるための骨で、
他の哺乳類にはこの骨はありません。

オポッサムの骨盤
オポッサムの骨盤

タヌキの骨盤
タヌキの骨盤

お腹の袋で赤ちゃんを
育てる雌にとって、非常に重要ですが
この骨は雌だけでなく
袋を持たない雄にも見られます。


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