2020/6/24
★常設展示紹介 木曽馬
日本の馬はかつて、日本各地で農耕・運搬あるいは
騎馬として利用されてきました。
現存する在来馬は離島等で飼育されてきた
8品種しか残っておらず、中でも木曽馬は
長野県木曽地方や岐阜県東濃地方などに残る
本州で唯一の在来馬です。


木曽馬は、他の中型馬に比べ胴長であることが特徴です。
消化器官が発達し粗食に耐え、
体が頑健で病気になりにくいといわれています。
また、蹄鉄をつけずに農耕などが可能なほど蹄が堅いです。

当館の標本個体は、長野県木曽郡南木曽町の
五宮(いつみや)神社の御神馬(ごしんめ)として
大切に飼育されていたものです。

2020/6/17
★常設展示紹介 アザラシ・オットセイ
アザラシの後ろびれはいつも体の後方を向いていて
歩くことには使えません。
後ろびれを8の字状に動かして泳ぎます。


一方、オットセイ(アシカ科)は後ろびれを前の方に曲げ
陸上を歩くことができます。
泳ぐときには前びれで水をかいて進みます。


一見似ている動物も骨格を見比べると
それぞれに特徴があることが分かります。
ゴマフアザラシの骨格標本は
今年3月に納品された新標本です。

個体はオホーツクとっかりセンターより
当館に寄贈されました。
2020/6/10
★イシダタミヤドカリの脱皮
先日のテナガエビに続いて
イシダタミヤドカリが脱皮しました。
今週月曜、ヤドカリの体が貝殻から丸ごと出ており
職員一同亡くなったと判断し、水槽を掃除しました。

ところが本日、空だと思っていた貝殻から脚が出ており
しばらくすると元気な姿を見せてくれました。

脱皮に成功していたようです。

抜け殻は、脚に生えている長い毛や体の色も
そのままなので判断が難しかったですが
元気でいてくれて良かったです。
2020/6/3
★臨時休館の継続について
先週、緊急事態宣言が解除され
神奈川県でもいくつかの館園が再開され始めています。
当館は、キャンパスの入構制限が続いているため
休館を継続いたします。
再開をお待ちいただいている方々には
誠に申し訳ありませんがご理解のほどお願い申し上げます。