FEATURE
01
森林はそれ自体が循環生態系としてさまざまな価値を生み、持続可能な社会の実現に不可欠なものです。例えば森林バイオマスの利用によるクリーンエネルギー生産や脱炭素社会の実現、生物多様性や環境の保全、防災といった公益的機能、さらには環境教育やリクリエーション、人を癒すといったサービスにまで対応したカリキュラムを用意し、SDGsの達成のために課題を見つけ、対応・解決し、実践する方法を学びます。
02
全国にある演習林は、実践的な実習や研究の主要な舞台となっています。北海道の八雲演習林、群馬県の水上演習林、キャンパスに隣接する藤沢演習林など、多様なタイプの森林での実習を通して、樹木の名前や特徴、生物と環境との相互作用や生態系の仕組みを理解します。実際に自分の手で森林から得た材料を使って測定や分析、実験を行い、データを解析することで、森林の特徴や機能をミクロからマクロまで科学的に知ることができます。演習林HPはこちら
03
森林そのものを対象とする職業(ネイチャーガイド、ツーリズム、樹木医)、森林から得られる資源や材料を都市の中で活かす職業(住宅、建材、紙・パルプ、エネルギー)、森林のサービスを保全・活用する職業(公務員、教育、福祉)などに就くことができます。本学科で学んだ知識は森の恵みを生かしたいと考える森林以外の幅広い分野においても求められているため、森林を総合的に学んだ人材への社会的なニーズが高まっています。