FACULTY

教員紹介

[教授]小沢 広和

学生へのメッセージ

学生という限られた期間に、あちこちの山や海・名所旧跡に出かけ、人間を含むいろいろな生き物と文化に遭遇しましょう。感受性の高い学生のうちに、さまざまな経験を積んでいろんなことを感じ取り、できるだけ視野を広げましょう。その経験がこれからの地球・人類・科学の関わりを考える上でも、このあとの自身の人生においても重要になると思います。もちろん大前提として、多くの本を読んで、思い切り勉強してください。

担当科目シラバス

  • 基礎地球科学
  • 総合地球科学
  • 地学概論I(教)
  • 地学概論II(教)
  • 地学実験(教)
  • 生物資源科学特論Ⅱ(院)
  • 環境生態学演習(院)

*(院):大学院 (教):教職課程

教育方針および目標

  • 「地球科学」は私たちの生活基盤である地球のしくみと46億年の歴史、そこで生きてきた数十億年の生命の歴史を知る学問です。卒業までの短い期間に、地球と生命についていろいろな知識と考え方を身に付け、地球環境問題を理解する糸口にしましょう。卒業しても、遠い過去から現在・未来の地球と生き物への興味を持ち続ける人を、1人でも多く増やしたいです。

略歴

  • 金沢大学理学部地学科 卒業
  • 金沢大学大学院自然科学研究科(博士課程) 修了(理学博士)
  • 日本学術振興会 特別研究員
  • 金沢大学環日本海域環境研究センター 研究員
  • 国立科学博物館地学研究部 技術補佐員
  • 東京農工大学工学部 非常勤講師
  • 宇都宮大学教育学部 非常勤講師
  • 千葉工業大学工学部 非常勤講師
  • 千葉工業大学大学院工学研究科 非常勤講師

研究テーマ

  • カイミジンコ(貝形虫類;微小甲殻類)の古生物学
  • (1)種分類、生物地理、生態、オスとメスの形態差
  • (2)新生代の日本海の海洋環境変動とカイミジンコの進化・絶滅・地理分布変化
  • (3)第四紀の関東地方沿岸の海洋環境変動とカイミジンコの地理分布変化
  • 私たちの研究グループが発見した2新種のカイミジンコ(貝形虫)化石 長野市の戸隠地質化石博物館でこの化石が展示されています。掲載ページ

所属学会

  • 日本古生物学会
  • 日本動物分類学会
  • 日本地質学会
  • 日本貝形虫類研究グループ(JASSO)
  • 国際貝形虫類研究グループ(IRGO)

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