大学生はあらゆる面で自由な存在です。とりわけ時間的な自由度はとても高いです。 その自由な時間の使い方も各学生の自由です。皆さんには有意義に過ごして欲しいと思います。 と言っても、全ての時間を費やして大学での学問に専念、なんて事を求めてはいません。 サークルで特技を磨いたり人間関係を学ぶのも勉強です。アルバイトで労働を経験し社会の厳しさに触れるのも勉強です。 大いに挑戦してください。
一方で、大学での学問も疎かにしないようにしましょう。学生の本分はやはり学問ですから。 最低でも「自分に必要な科目を履修登録する。講義を聴く。準備をして試験を受ける」は守るべきです。 教員や職員がこれを強制する事はありません。学生の自主性に任されています。学生が自主的に守るのです。 自主ですから、守らないこともできます。ただし、その結果の責任は自分でとらなければいけません。 「権利と自由に伴う義務と責任」、これは社会に出れば当然のセットです。大学はその訓練の場とも言えます。 君たち学生は(半分?)社会人とみなされているのです。その自覚を持ってください。
自分のこれまでを振り返って見ても、大学生の間は人生で最も楽しい時だと思います。 共通の目的を持った気の合う仲間と自由な時間、これほど恵まれた期間は他にないと思います。皆さんも学生生活を楽しんでください。 学問、サークル、アルバイトその他のバランスに気を配りながら過ごせば、必ず楽しめます。
