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2024.01.18 受験生ニュース
植物はさまざまな香りを放ちます。たとえば、葉から出る香りは植物同士のコミュニケーションツールとして、また果物から出る香りは種子を運ぶ動物を誘うためになど。
香り成分の種類は非常に多く、一つの植物種がつくる香り成分は数百種にのぼります。実は香り成分の多くは、細胞膜を構成する脂質成分や、アミノ酸、色素成分(カロテノイド)など、「生物」の教科書にも登場する基礎的な代謝物質に由来しています。
本学科では、こうした物質からどのように香り成分がつくられるのか、植物種によってなぜ香りが違うのかという疑問に答えるために、遺伝子レベルの研究をおこなっています。
このような研究は将来的に、環境適応力の高い植物の開発や、香り豊かな花や果実をつける品種の開発に繋がっていきます。
アグリサイエンス学科(旧生命農学科教員10名,旧生命化学科教員1名,旧動物資源科教員3名,旧環境工学科教員2名,旧国際地域開発学科教員3名,旧くらしの生物学科教員1名)
香り成分を分析する実験風景1
香り成分を分析する実験風景2
アグリサイエンス学科(生物系農学)を含む生物資源科学部では令和6年度入学者向けに以下の表にある日程と受験方式で入学試験を実施する予定です。詳しい内容につきましては,本学部の以下の【受験生の方へ】,【受験生向けサイト】や「Q&A受験ガイド2024年度」をご覧ください。
受験生の方へ: https://www.brs.nihon-u.ac.jp/for_prospective_students
受験生向けサイト:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~examination/
入試情報Q and A:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBScommon/kaiso/Q&AGuide0704.pdf