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2023.10.28 受験生ニュース 研究ニュース
第7回:植物の遺伝情報~バイオテクノロジーで「付加価値の高い」農作物の育成を目指す!~
アントシアニンは植物が生成する青~赤色系の色素で、ナス、イチゴ、ブルーベリーといった野菜や果物に多く含まれています。アントシアニンはポリフェノールの一種であり、細胞にとって有害な活性酸素種を除去する抗酸化作用を示すことから、ヒトの健康上有益な成分と考えられています。
キャベツ、ハクサイ、コマツナといったアブラナ科の葉菜では、アントシアニンを多く含む赤紫色系の品種が育成されています。コマツナの場合、着色には少なくとも2つの遺伝子が関与しており、それらの異常によって常にアントシアニンが生成される状態になっていると推測されました。このような仕組みの解明は、より多くの色素を含む「付加価値の高い」農作物の育成につながります。
アグリサイエンス学科(旧生命農学科教員10名,旧生命化学科教員1名,旧動物資源科教員3名,旧環境工学科教員2名,旧国際地域開発学科教員3名,旧くらしの生物学科教員1名)
アグリサイエンス学科(生物系農学)の令和6年度入学者向けの詳しい受験情報につきましては,本学部の以下の【受験生の方へ】,【受験生向けサイト】や「Q&A受験ガイド2024年度」をご覧ください。
受験生の方へ: https://www.brs.nihon-u.ac.jp/for_prospective_students
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