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2023.10.16 受験生ニュース 研究ニュース
第6回:植物の遺伝情報~バイオテクノロジーで絶滅危惧植物を救え!~
アグリサイエンス学科では稲品種の改良に役立てることを目指して、種子休眠性や葉の老化に関わる形質の遺伝解析を行っています。また、交配により有用遺伝子の導入が可能な祖先野生種を対象に、自生集団における遺伝的多様性の維持機構の解明に取り組んでいます。
野生イネは私達が毎日食べているお米の祖先種であり、病気や害虫に強い遺伝子など品種改良に利用可能な遺伝子の宝庫として注目されています。世界の熱帯・亜熱帯地域に自生していますが、近年の土地開発等で自生地が激減しているため絶滅の危機に直面しています。現存の野生イネ集団のDNAを分析して、集団の遺伝的な特徴やどのようにして遺伝的な多様性を維持しているのかを明らかにし、野生イネの保全や有効利用に役立てることを目指しています。
アグリサイエンス学科(旧生命農学科教員10名,旧生命化学科教員1名,旧動物資源科教員3名,旧環境工学科教員2名,旧国際地域開発学科教員3名,旧くらしの生物学科教員1名)
アグリサイエンス学科(生物系農学)の令和6年度入学者向けの詳しい受験情報につきましては,本学部の以下の【受験生の方へ】,【受験生向けサイト】や「Q&A受験ガイド2024年度」をご覧ください。
受験生の方へ: https://www.brs.nihon-u.ac.jp/for_prospective_students
受験生向けサイト:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~examination/
入試情報Q and A:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBScommon/kaiso/Q&AGuide0704.pdf