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2023.10.12 受験生ニュース 研究ニュース
第1回:植物の環境応答~植物ホルモン,ジベレリンの利用~
植物ホルモンの一種であるジベレリンは、これまでに136種類も発見されています。しかし、この中で生理活性を持つものはごくわずかで、その作用も様々です。
ジベレリンの作用は、茎の伸長促進や、花芽形成、休眠の解除、発芽促進等様々です。ジベレリンの作用を止めたり、促進したりすることで、植物の姿や成長をコントロールすることができるため、農学分野ではジベレリンをはじめとする、植物ホルモンが成長調整剤として利用されています。
アグリサイエンス学科(旧生命農学科教員10名,旧生命化学科教員1名,旧動物資源科教員3名,旧環境工学科教員2名,旧国際地域開発学科教員3名,旧くらしの生物学科教員1名)
アグリサイエンス学科で行っている研究では、矮化剤やジベレリンを処理すると、花の模様が変化することも明らかにしました。この現象には遺伝子の転写後抑制(PTGS)が関与していることも明らかにしています。この現象をさらに詳しく解明することで、花模様のコントロールしたり、模様を変えずに草丈を低くする技術に応用できるのではないかと、期待しています。
アグリサイエンス(生物系農学)学科の令和6年度入学者向けの詳しい受験情報につきましては,本学部の以下の【受験生の方へ】,【受験生向けサイト】や「Q&A受験ガイド2024年度」をご覧ください。
受験生の方へ: https://www.brs.nihon-u.ac.jp/for_prospective_students
受験生向けサイト:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~examination/
入試情報Q and A:https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBScommon/kaiso/Q&AGuide0704.pdf