チョウゲンボウの調査

ライチョウの保全医学研究を目的として、野生個体の寄生虫や細菌の保有状況を調査しています。今年(2003年)6月の調査に続いて、10月22日〜23日の間に爺ケ岳に行きライチョウの糞便を採取しました。
当日はあいにくの天気で、雪の中のサンプリングとなりましたが、同行した学生は寒さにもめげず糞便を次々に発見してくれました。なかなか会うことができなかったライチョウにも、小屋へ戻る最後の時にばったりと出会い、一同大感激で疲れも忘れてしまいました。


爺ケ岳中峰付近で出会えたライチョウ。
調査地の爺ケ岳稜線とお世話になった種池小屋。
学生のサンプリング風景。ご苦労さまでした!
登山道脇に落ちていた電池。これ以外にも空き缶やタバコの吸殻があった。悲しい光景です。
ハイマツも凍る寒い朝。


紅葉と冠雪したアルプス。