フィールドで出会った風景 '98-2
〜ヤチネズミを求めて120,000km〜



1998年8月下旬,福島県桧枝岐村へ,尾瀬地域のヤチネズミ類採集に出かけました.この時は,福島大学教育学部の木村先生と遠藤さんに同行していただきました.左は,尾瀬ヶ原から遠く至仏山を望んでいます.残念ながらニッコウキスゲの満開時期ではありませんでしたが,木道の周りに広がる湿原と青空のコントラストが絶妙でした.ちなみに,この時はツキノワグマとのニアミスがありました.

海外遠征編 MAPPEG-1998 MEETING

1998年9月3日〜10日,ロシアで開催された国際ミーティング「Modern Achievements in Population, Evolutionaly and Ecological Genetics, MAPEEG-1998 MEETING」に参加しました.新潟空港からVladivostok Airの怪しげな飛行機(離陸前にエンジンから白い煙をはいていた)に乗り1 時間でVladivostok空港に到着.そこから車でNakhotkaを経由してVostok海洋研究所に赴きました.このVostok海洋研究所で3日間,ミーティングは行われました.
写真は,Nakhotka市役所を訪れたときのものと,Vladiostokのアパートの部屋から軍港で有名なVladivostok Bayを眺めたものです.

Vostok海洋研究所では,左の写真のゲストハウスに宿泊しました.蚊の大群に悩まされながらも,まあまあ快適ではありました.右の写真は,ミーティング終了後に参加者全員で記念撮影したものです.参加国はロシア・アメリカ・日本で,内容は海洋生物から小・中型哺乳類の系統解析,大型哺乳類のマネージメントまで多岐に渡るものでした.

Vostokでのミーティング終了後は,VladivostokにあるRussian Academy of ScienceのInstituteを訪れました.Instituteには,大変興味深い昆虫標本や哺乳類の剥製(アムールトラやキバノロなど)が置いてありました.左の写真は,最後に,お世話になったLaboratoryの皆さんと撮ったものです.
このLaboratoryの皆さんは,小型哺乳類の遺伝的変異をタンパクレベルや染色体レベルで調査しており,我々の共同研究者でもあります.現地(Vostok)では,タイリクヤチネズミC. rufocanusを捕獲することができ,またInstituteでは,幸運にも,Kamchatskaの近くMagadanから捕まえてきたというヒメヤチネズミC. rutilusから染色体標本を作製することができました.
また右の写真は,今回のロシア滞在期間中,多方面にわたりお世話を頂いたDr. Yuri Kartavtsevと当研究室のDr. Hitoshi Suzukiです.



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