フィールドで出会った風景 2003
〜ヤチネズミを求めて220,000km〜


2003年の日本哺乳類学会大会は,9月20日〜23日まで岩手大学で行われました.本大会は,これまでで一番多い参加者数だったそうで,年々,若い皆さんの参加者が増えているとのことです.演題数は100を超え,ますますの発展が期待されます.

学会大会後は,ヤチネズミの基産地である,盛岡市繋温泉へ出向きました.1900年代初頭に,ここで初めてヤチネズミが捕まえられ,1905年にO. Thomasによって新種記載されました.
しかし,当時の捕獲地点であったと思われる場所は,今はダム湖(御所湖)の下に沈んでしまったのかもしれません.100年の時を超え,そのことを知る人はもういません.

繋では,なるべく標高の低い沢沿いをねらってワナを仕掛けました.その結果,念願のヤチネズミを捕まえることができました.これが基産地からのヤチネズミ(雌)です.



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