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小暮動物病院院長 昭和24年度卒業 小暮 規夫さん

『小暮規夫先生がイグノーベル賞受賞!』

 この度、携帯電話向け情報サービスの株式会社インデックスと日本音響研究所、玩具メーカーの株式会社タカラ、および本学獣医学科卒業で小暮動物病院院長、小暮規夫先生が共同で開発した「バウリンガル」が米サイエンスユーモアマガジン『The Annals of Improbable Research』誌が主催する「イグノーベル賞」平和賞を受賞しました。

 バウリンガルは犬とのコミュニケーションツールで、本体とマイクで構成され、首輪に装着したワイヤレスマイクから泣き声を本体に転送、リアルタイム分析して翻訳する飼い主と犬のコミュニケーションツールです。自己表現、楽しい、悲しい、要求、威嚇、フラストレーションの6つの感情が分析できます。

 イグノーベル賞は、ノーベル賞のパロディ版で、ユーモアと軽いノリを狙った賞です。「平和賞」は、人間と他の生物が平和に共存しているために貢献したものに与えられる賞で、バウリンガルの受賞理由として、人と犬の共存のために貢献し、世界に通じるエンタテイメント商品を世に送り出したことが評価されたそうです。

 授賞式は米ハーバード大学構内のSanders Theatreで2002年10月3日に行われ、本物のノーベル化学賞受賞者、ウイリアム リブスコム博士から賞状とトロフィーが手渡されました。バウリンガルのデモンストレーションは実際の犬も登場して行われました。

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