生物資源科学部校友会 第6代会長 鳥海 弘
(昭和50年 獣医学科卒)
生物資源科学部校友の皆様方におかれましては、これまでに経験したことのない社会情勢の中で、各々の分野でご活躍のこととお喜び申し上げます。
日本大学は1889年(明治22年)10月4日に本学の前身である日本法律学校が創立されて以来、2019年に創立130年を迎えました。本学18学部全体では約120万余名の校友が、そして生物資源科学部には12分会+1準分会の、約11万余名の多くの同窓諸兄が在籍され社会で活躍されています。
本学部は、以前は「農獣医学部」と称しておりましたが、1996年(平成8年)に現在の「生物資源科学部」として改称され農学だけに拘らず、さらに科学を付加した他大学に類を見ない、国内屈指の農学・生物・科学系総合学部として発展してきました。この成長と発展の源は教職員の不断の努力は言うに及ばず、同窓である先輩諸氏のご努力の賜物のおかげと感謝と敬意を表する次第です。
本学部は「農」、「食」を通じ→「環境」→「生命」へと、そして「人」と「生物」を繋ぐ(ヒューマン アニマル ボンド)のみならず「生物」、「人の健康」、「生態系や環境科学」に配慮した、世界人類の共通課題である「One Health」の理念の実践に裏付けされた、他大学に類を見ないユニークで希有な学部です。
校友の皆さまには総合大学である本学の特色を生かし「学生・教職員・学部・校友会」と言う強固な「絆」で形成された校友会活動への積極的な参加をお願いし、母校の発展ならびに社会への貢献をお願いする次第です。結びとなりますが、校友の皆さまには、不安定な社会情勢下ではありますが、健康に十分に留意されご活躍されますことを祈念申し上げ挨拶といたします。
令和4年3月吉日