ワードへのグラフの貼り付け

グラフの微調整

この例では15℃と20℃の2つのグラフで、ダイコンの発芽に及ぼす温度と水分状態の影響を示しています。したがって、この2つのグラフを並べて一つの図とします。

20℃のグラフを選択したら、

マウスの左ボタンを押したまま、15℃の右隣に移動させます。

グラフがきちんと並んでいることを確認したら、キーボードのShiftキーを押したまま、15℃と20℃のグラフをマウスでクリックしてください。すると、下図のように2つのグラフが選択されました。

そして、グラフの上にマウスカーソルを置いたまま、マウスの右ボタンをクリックして「グループ化」を選択してください。すると、2つのグラフが1つの図になります。

次に、このグラフのタイトルを書き込みます。コマンドの「挿入」−「テキストボックス」−「横書き」を選択してください。

そうしたら、先ほど作ったグラフの下にタイトルを書き込む枠を適当に作ってください。

その枠の中に図のタイトルを打ち込み、テキストカーソルがテキストボックス内にあることを確認して、下図のように「中央揃え」ボタンを押して、テキストを中央にそろえます。

このテキストボックスは、黒の罫線で囲まれていますが、これは不必要なので、それを消します。テキストボックスの罫線にマウスカーソルを合わせたら、マウスの右ボタンを押します。すると、下図のようなメニューが現れるので、「テキストボックスの書式設定」を選択してください。

「テキストボックスの書式設定」メニューが現れるので、下図のように「塗りつぶしなし」と「線なし」を指定して、OKボタンを押してください。

つづいて、キーボードのShiftキーを押しながらテキストボックスとグラフの両方をマウスでクリックしてください。

グラフまたはテキストボックスの上にマウスカーソルを置いたまま、右ボタンをクリックして、「グループ化」を選択します。

すると、グラフとテキストボックスが一体となります。つづいて、図を選択して、その上で右クリックし、「オブジェクトの書式設定」を選択してください。

「オブジェクトの書式設定」メニューが現れたら、「レイアウト」タブをクリックし、そのまま「詳細設定」ボタンを押してください。

そして、「文字列の折り返し」タブをクリックして、その中から「上下」を選びOKボタンを押してください。

すると、この図の上か下にしか文章が配置されなくなります。図表を説明する文章は、必ず図表よりも前に書くようにしてください。

まず、図は何を示しているのかの説明をして、続いてその内容を文章で示します。

これで、エクセルによるデータの集計と作図、ワードによる図の配置の一連の流れが終わりました。最初は時間がかかるかもしれませんが、これらのソフトを使いこなせるようになれば、卒業研究だけでなく、社会に出ても役に立つことが多いと思います。 以上の例を参考にして、レポート作りに挑戦してください。