国際協力の現場に身を置いて、開発途上国の現状を実際に自分の目で「見て」、開発援助や変えることの難しさを肌で「感じて」、今の自分たちに何が出来るのか、その地域に住む人たちと一緒に「考える」。
海外研修やボランティアなど、開発途上国に実際に行って、見て、感じたこと。
「自分たちに何ができるのか。」「あの時、どうすれば良かったのか。」
国際協力のリアルな現場で生まれた疑問から一緒に考えて、自分自身で答えを「見つける」。
その答えのヒントを一緒に「探せる」研究室を目指しています。
当研究室は、国際協力の現場の視点から開発途上国の課題を考えます。
国際協力による支援がどのように現地の人々に届くのか、彼らの生活にどのような影響があるのか、幅広い分野の中でも、農業・農村開発を中心に具体的な事例から考えていきます。
二国間援助、国際機関、NGO、民間による開発支援など、さまざまなアクターによる国際協力がどのような変化を引き起こすのか。
小規模農家・牧畜民や農村女性グループ等を集団として、農村社会の自立に向けた開発援助を進められるのか、研究しています。
対象地域は、アジア(インド共和国、モンゴル国)とアフリカ(マラウイ共和国、セネガル共和国等)を中心にしています。
現在の研究テーマとしては、農業・農村開発分野の技術協力、技術開発と普及、農牧業経営改善、栄養改善などに取り組んでいます。
伊豆大島にてゼミの夏研修(2017年9月)
卒業論文発表会後にゼミ生と(2018年2月)
ガーナ:村の農家を集めての意識調査(ガーナ国ノーザン州)
インド:女性による収穫物の選別作業(インド共和国マハラシュトラ州)
マラウイ共和国の調査対象村での集合写真
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