Agricultural Economics Lab
農業経済研究室

「過疎と過密」

過疎と過密の双方から地域づくりを研究しています。
離島は産業の基本が農業です。都市でも農業があって、新鮮な農産物や緑地空間が維持されます。
これらのことに注目しています。

研究室紹介

当研究室は、島嶼の農業問題、とくに南西諸島の農業・農村開発について社会科学的にアプローチしています。
定住条件の厳しい島嶼での産業基盤、とくに農業・農村を中心とした研究しています。
一方で、日本の大都市では、緑地空間がなく、土地利用でみると徹底的に過密しています。
緑地空間の代替として都市農地が位置づけられています。
これらのことを農家の土地利用形態を中心に研究をしています。
また、近年では、遠く離れた南米の日系移民のアイデンティティを食文化に求め、日系移民における食文化の伝承を調べております。
移民の方がどのようにして根付き、どのようにして日本人らしさを保っているのか、様々な角度で調べています。

教員

Koh KIKUCHI
菊地香准教授

略歴
  • 1966年:東京都千代田区生まれ
  • 1991年:日本大学農獣医学部拓植学科卒業
  • 1993年:千葉大学大学院園芸学研究科修士課程修了
    その後、(社)食品需給研究センター/(財)国際研修協力機構を経て
  • 1999年:新潟大学大学院自然科学研究科博士課程修了
  • 1999年:千葉大学園芸学部研究生
  • 2000年:琉球大学農学部助手
  • 2007年:琉球大学農学部助教
  • 2009年〜現在:日本大学生物資源科学部国際地域開発学科准教授

この研究に注目!!

Study1

島嶼地域における食文化の伝承に関した研究

Study2

生産緑地法制定してから30年における農家の農地保全(多摩川梨産地の土地利用形態)

Study3

南米移民における食文化の継承のあり方

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