何を学ぶのか

 世界の食料不安、貧困、環境問題などの解決のため、地域の特質、人々の生活と異文化を理解した上で、開発途上国の経済、社会開発、農業など第一次産業にかかわる技術協力、環境保全などのパートナーシップを築くことのできる人材を育成します。

 「経済・開発」「環境・資源」「地域・文化」の3部門を複合的に学び、開発途上国における諸問題の発見や具体的な解決手法を習得します。

 国際人として世界で活躍できる実践的な語学力の習得や、海外での「フィールドワーク」「インターンシップ」を積極的に支援し、実践力の養成に役立てます。

3つの分野

■環境・資源

環境・資源イメージ 環境生態学に基礎をおき、おもに開発途上国の農業に関わる技術援助、環境保全などの分野での専門家の育成をめざします。

環境・資源分野で学べること
――地球はどこまで人類を養えるのだろうか?

世界では飢餓が毎年のように発生しています。先進国の技術を移転しても、なかなか定着していきません。それを解決するカギは、その地の農業とそれをめぐる環境を科学的に分析し、いかに有効に環境資源を活用するかにかかっています。地域に適した伝統的農業と近代農業との融合を一緒に考えてみませんか。

■経済・開発

経済・開発 開発途上国・地域の農業・農村を中心とした経済開発・生活水準の向上はどのように行われるのが望ましいかを中心に学習します。

経済・開発分野で学べること
――豊かさとは何か?貧困はなぜ起こるのか?

モノが氾濫する生活の一方で、飢餓に苦しむ貧しい国々、食料や資源はなぜ公平に分配されないのでしょうか。私たちが地球環境を破壊し、資源を使い尽くしてしまえば、将来の世代はどうなるのでしょう。豊かさと貧しさを同時に考え、格差の解消と真の豊かさをともに目指す研究と実践、それがこの分野です。

■地域・文化・コミュニケーション

地域・文化・コミュニケーションイメージ
世界のさまざまな地域に暮らす人々とのコミュニケーションを行うために語学力を身につけ、対象地域の「文化」や「社会」を深く、かつ総合的に学習します。

地域・文化・コミュニケーション分野で学べること
――国際地域開発の原点は、人間理解地域研究と語学力のアップから始めます。

海外旅行は盛んになる一方ですが、地球社会の大半を占めるアジア、アフリカ、ラテンアメリカ社会の本当の姿はなかなか見えてきません。世界の各地で貧困問題の解決に取り組んでいる人びとや、社会、文化をありのまま知り、理解するには、どうしたらよいでしょうか。こうした問題から挑戦するのが地域・文化の分野です。