食品ビジネスインターンシップ
職業体験を通して、将来の自分の姿を考える
2018年度の食品ビジネスインターンシップは、9社(団体)の協力を得て実施しました。ご協力頂きましたのは、食品企業2社【秋本食品(株)、(株)ドトール】、農協(農業生産・流通)1団体【JA横浜】、流通サービス業1社【マーケティングフォースジャパン】、生活協同組合1団体【パルシステム等】、花流通業者1社【フラワーオークションジャパン】、金融共済事業1団体【全労済】、認証機関(国際組織)1団体【Marine Stewardship Council (海洋管理協議会)】、食品事業協同組合1社【(株)テロワール&トラディション・ジャパン】です。
受講学生23名は、事前学習会で職場でのマナー講座や打合せなどを行った後、夏休み期間に、それぞれの実習へ参加しました。実習先により実習期間は様々ですが、職種によってスーツや作業着に着替え、派遣先の業務の中で、「働くことを経験」し、その業界の様子を垣間見るとともに、周囲に気を配り、自ら考え、行動する大切さという「社会人として必要なこと」について学びを深めました。食品ビジネスインターンシップでなければ見聞することができない実際の現場を体験し、自らの進路や将来像を考える上でも貴重な機会となったようです。
実習終了後、恒例の報告会を9月27日に開催しました。今年は6団体のお世話になった担当者が見守る中、それぞれの実習体験を発表してもらいました。報告会には本学科の2年生も参加しており、発表を聴いた下級生たちが、来年度どのようなに取組んでいくかも楽しみです。報告会の後、担当者や学科教員を交えた反省会を開催し、今回の実習をみんなで振り返り、また他の派遣先の情報を共有するなど有意義な時間を過ごしました。
個々の受講学生が真摯な態度で実習に取り組んでくれたため、本年度も実習先の企業・団体から多くのお褒めの言葉をいただきました。食品ビジネスインターンシップでの体験を通じて、失敗したことは反省し、成功したことは自信にし、今後の就職活動に望んでくれることを期待しています。