食品ビジネスインターンシップ

職業体験を通して、将来の自分の姿を考える

2017年度の食品ビジネスインターンシップは、4社(団体)の協力を得て実施しました。内訳は、食品企業2社【秋本食品(株)、(株)ドトール】、花流通業者1社【フラワーオークションジャパン】、金融(共済)1団体【全労済】です。その他、単位にはならない実習として、食品農協(農業生産・流通)1団体【JA横浜】、流通サービス業1社【マーケティングフォースジャパン】、生活協同組合1団体【生活クラブ生協など】、認証機関(国際組織)1団体【Marine Stewardship Council (海洋管理協議会)】にも学生を派遣いたしました。

受講学生は、前期の「事前学習会」で職場でのマナーなどを朝1時限から学習した後、オープンキャンパスでの実践を経て、それぞれ夏季休暇中の1~2週間を使って本実習に参加しました。着慣れないスーツで、満員電車に揺られ、早朝からの派遣先の業務で、生活のリズムを整えることにまずは苦労したようですが、それぞれ「働く」ことを経験し、その業界の一部を体感するとともに、社会人に必要な気配り、思考、行動を学んでいったようです。今回のインターンシップでなければ見聞することができない実際の現場を体験し、自らの進路を考える上でも貴重な機会となったと思います。

実習終了後、単位になる実習生は、今年は例年より遅く11月末に、2年生を前にして報告会を開催しました。そこでは、限られた時間の中で、それぞれの実習体験を一生懸命下級生に伝えてもらいました。この情熱は聴講した下級生にも伝わったと思います。その後、派遣先の担当者や学科教員を交えた反省会を開催し、今回の実習をみんなで振り返り、また他の派遣先の情報を共有するなど有意義な時間を過ごしました。

今年度は受講生が少なく、学生の派遣先をどこにするか大いに迷いました。また就職活動では、インターンシップを行うことが普通になり、多くの企業・団体が独自のインターンシップを展開しており、次年度の受講状況等を踏まえ、本実習のあり方を考えていきたいと思っています。
受講生たちは、この一連の体験を自信にし、就職活動に望んでくれることをおおいに期待しています。

全労済でのインターンシップ実習風景
食品ビジネスインターンシップ報告会の風景。多くの方々に成果を報告しました。
インターンシップの成果発表①
インターンシップの成果発表②

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