2016年度の食品ビジネスインターンシップは、6社（団体）の協力を得て実施しました。内訳は、食品製造企業1社【秋本食品(株)】、農協（農業生産・流通）1団体【JA横浜】、流通サービス業1社【マーケティングフォースジャパン】、生活協同組合1団体【生活クラブ生協など】、花流通業者1社【フラワーオークションジャパン】、認証機関（国際組織）1団体【Marine Stewardship Council （海洋管理協議会）】です。

受講学生は、前期の「事前学習会」で職場でのマナーなどを朝1時限からしっかり学習した後、オープンキャンパスでの実践を経て、それぞれ夏休みの1～2週間を使って本実習に参加しました。職種によってスーツや作業着に着替え、派遣先の業務の中で、「働く」ことを経験し、その業界の一部を体感するとともに、周囲に気を配り、自ら考え、行動する大切さを学んでいったようです。今回のインターンシップでなければ見聞することができない実際の現場を体験し、自らの進路を考える上でも貴重な機会となったようです。

実習終了後、2年生を前に恒例の「報告会」を開催しました。そこでは、それぞれの実習体験を共有しながら、「働くこと」への決意を固める有意義な場となり、またその気持ちは聴講した下級生にも伝わったと思います。その後、派遣先の担当者や学科教員を交えた反省会を開催し、今回の実習をみんなで振り返り、また他の派遣先の情報を共有するなど有意義な時間を過ごしました。

派遣先によっては実習後も、引き続きイベントの企画や補助などに参加し、継続的に実践の場を体験しています。個々の受講学生が真摯な態度で実習に取り組んでくれたため、本年度も実習先の企業･団体から多くのお褒めの言葉をいただきました。この一連の体験を自信にし、就職活動に望んでくれることをおおいに期待しています。

マナー講習会での一コマ

オープンキャンパスでの実習風景

JA横浜での実習風景

MSC（海洋管理協議会）での実習風景

マーケティングフォースジャパンでの実習を終えて

報告会の様子