調理学実習

調理学実習は、2年次に履修する選択科目で、フードスペシャリスト、フードコーディネーターの資格取得に必要な実習科目です。食材の準備、調理操作、盛り付け、テーブルコーディネート、試食を行い、調理学の理論について実習を通じて理解することが目標です。おいしさの要因や日本料理、中国料理、西洋料理はもちろん各国料理の献立構成、各食品の調理性を理解することによって、「食創造」に必要な知識と経験を身につけることができます。

2014年度は2年生後期と春休みの集中実習にて開講されました。フードスペシャリスト、フードコーディネーターの資格取得を目指す多くの学生が参加しました。後期の授業では、竹内刃物さんによる包丁の扱い方に関する講義、実習からスタートしました。包丁の持ち方はもちろん、種類や研ぎ方まで、調理道具の扱いを学ぶことができました。さらに手の洗い方、だしの取り方からはじまり、和・洋・中華と調理の基礎について実習を通じて修得しました。集中実習では各国料理について学び、韓国・タイ・インド・イタリア・スペイン料理を実習し、食文化を通じて各国への理解も深まりました。普段は包丁を握る機会の少ない学生でも、実習が終わるころにはすっかり手慣れた様子で調理する頼もしい姿が見られました。味の素さんによる出張講義と実習では普段と違う内容に多くの学生が刺激を受けていました。
また学内の農場で朝採れたばかりの野菜や湘南地域で作られた食材もふんだんに使い、食材の特性を生かした扱い方や調理法、地産地消、さらに廃棄量について考えるなど、調理学や学科の講義で学んだ内容を自分で調理して食べる機会を通じ、さらに理解も深まり有意義な実習となりました。

竹内刃物さんによる包丁の扱い方の実習
包丁の扱いもばっちり
班員と協力して作ります
食べたことのない食材も食べてみます
テーブルマナーも実践
味の素さんによる出張講義
味の素さんによるスペイン料理の実習後集合写真
自分のためのお弁当

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