ゼミ紹介

食品企業組織論研究室(佐藤ゼミ)

担当教員紹介

佐藤奨平 専任講師

佐藤奨平 専任講師

(さとう しょうへい)

専任講師/博士(生物資源科学)

担当科目

食品企業経営学/人材マネジメント論/食品企業と社会的責任

現在の研究テーマ

[1]食文化マネジメント戦略とソーシャルイノベーション創成
[2]フードイノベーションとアントレプレヌールシップ
[3]食品企業経営史

教員メッセージ

習慣化が大きな力を与えてくれます。自身の課題でもあります。本を読もう、毎日。答えを見つけよう、毎週。プレゼンをしよう、毎月。論文を書こう、毎年。現場に足を運ぼう、何年も。ゼミでお会いしましょう。

主なゼミの内容

「現場で汗をかこう」――これが研究室の合言葉です。意外に思うかもしれませんが、悔しいことに多くの場合、現場のほうが研究よりも先に行っている(現場が最先端!)、それが現在の食品ビジネスの世界です。しかし、そんなことを言ってばかりもいられません。

食品企業組織論研究室では、現場でのフィールドワークを通して、まだ教科書には載っていない、一つの正解だけではない、いくつもの答えを探っていきます。

研究室では現在、さまざまな社会課題(イシュー)の解決に向けて、産官学連携でプロジェクト研究に取り組み、現場において食文化マネジメント戦略の策定とソーシャルイノベーション創成の実証を試みています。

実証研究の結果は、研究コンペティション大会で発表しています。研究活動に主体的・積極的に取り組むことで、①現場とのコミュニケーションスキル、②社会課題・経営戦略等の分析スキル、③説得力のあるプレゼンテーションスキルを自分のものにできるでしょう。

主な卒論テーマ

  • ヒット食品の成立条件に関する研究-食糧年鑑データの抽出分析から-
  • 企業家のパーソナリティ分析-分析心理学からの接近-
  • 日本市場における外資系外食産業のビジネス戦略に関する研究
  • 大手食品企業の財務諸表分析-株式会社ヤクルト本社と日本ハム株式会社を対象として-
  • マグロのフードシステム研究-台湾・日本の関係に焦点を当てて-
  • 国産和牛・外国産wagyuフードシステムの国際比較研究-これまでと今後の展望-
  • 有機農産物・食品市場の展開と消費者意識に関する研究-店舗調査・官能評価・アンケート調査を通じて-
  • 中食のマネジメントシステムに関する研究-コンビニエンスストアとスーパーマーケットの比較分析-
  • 海老名サービスエリアの経営戦略と今日的役割に関する研究-上り線・下り線の現地調査から-
  • レトロ自販機の経営実態と今日的意義に関する研究-中古タイヤ市場相模原店レトロ自販機コーナーからの接近-

など

主な就職先

セブン-イレブン・ジャパン、ロッテ、タカナシ乳業、NTTデータジェトロニクス、三和シャッター工業、船井総合研究所、横浜丸中青果、東京多摩青果、東京シティ青果、東都水産、中部飼料、全国農業協同組合連合会埼玉県本部、日本年金機構 など

ゼミの風景

経営者に対する現地インタビュー調査です。まずは現場を知ることから始まります。新たな発見があります。

プロトタイプと消費者ニーズ調査です。製品化マーケティングを検討しています。調査結果は製品改良に生かします。

暮らしをつくる会社組織の立ち上げです。食文化マネジメント戦略の策定とソーシャルイノベーション創成を目指します。

現場で汗をかいた研究の成果をコンペティション大会で発表します。他流試合です。皆で力を合わせれば失敗も乗り越えることができます。

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