ゼミ紹介

産業社会学研究室(川手ゼミ)

担当教員紹介

川手督也 教授

川手督也 教授

(かわて とくや)

教授/博士(農学)

担当科目

食と農の社会学/スローフード論/海外フードシステム現地研修

現在の研究テーマ

[1]新たな農や食を創造する担い手の主体形成
[2]日韓台における有機農業及びローカルフードシステムの比較研究
[3]農業における生物多様性と作物・家畜の伝統的品種の今日的意義

教員メッセージ

今日の食や農の世界は、大変豊かであるといわれますが、同時に様々な問題を抱えています。そうした中で、新たな農や食を創造する取り組みが進められています。そうした取り組みを、国際的な視野に立ちつつ、文理融合の学びに基づき“食をプロデュースすること”を実践的に学んでいけたらと思います。

主なゼミの内容

本研究室では、有機農産物や高品質地域特産などこだわりの農産物や加工品を題材とし、関連文献・資料に基づく分析・考察のみならず、生産している方々などをお招きするなどして、生産の実際、課題や思い、経営戦略やマーケティング、商品の企画・開発、プロモーションなどについて学び、レシピ開発などにも取り組んできました。
昨年度は、「こだわりの食ビジネスと地域活性化」をテーマに調査研究を進めました。この他に、①一坪農園での農作業や調理・加工活動と②「質の高い食」を企画・開発して学園祭の模擬店に出店し、事業計画作成から評価に至る食ビジネスの模擬実習などに取り組みました。
このうち②については、一昨年度の取り組みを論文にまとめて公表しています(奈良優樹・加藤彩夏・関真桜・先崎花鈴・中嶋晴香・山口萌香・吉田匠吾・川手督也「学部農場産サツマイモを用いたスイーツ”QQ蛋”の企画・開発と評価」『食品経済研究』47、p29-41、2019年3月)。
本年度は、新型コロナウイルスの関係で、「かながわの食と農を掘り下げる」をテーマとして、①建長汁プロジェクト(建長寺由来の建長汁の魅力を明らかにしつつアレンジレシピの開発を試みる)と②湯河原みかんプロジェクト(神奈川県湯河原町におけるみかんを核とした地域活性化の現状と課題を明らかにしつつ湯河原産みかんのプロモーション戦略を策定する)の2つのプロジェクトに取り組んでいます。

主な卒論テーマ

  • こだわりの食と農の企画・開発―「るりビジョン」の構想と実践―
  • 日本におけるラーメンの誕生と今後の展望
  • ローカルな食品企業の経営戦略
  • こだわりのカフェの構想とマーケティング戦略
  • 農産物の産地ブランド―市川のなしと浜なしを題材として―
  • 岩泉ヨーグルトの魅力とマーケティング戦略
  • 幻の地鶏「南部かしわ」の特性を生かしたマーケティング戦略
  • 大学農場産の規格外農産物を活用したWいもっちの企画・開発
  • 学部祭の模擬店を対象とした起業モデルの策定とその有効性
  • 農業における生物多様性の今日的意義-見える化のための種と野菜の博物館の構想-

など

主な就職先

紀文食品、マルコメ味噌、伊藤ハム、プリマハム、パルシステム、横浜丸中青果、三井食品、JA横浜、タカナシ乳業、グレープストーン、横浜信用金庫 など

ゼミの風景

2018年度アグリカルチャーコンペコンペティション(日本大学商学部にて。審査員特別賞受賞)

静岡県西伊豆町でのゼミ合宿(カネサ鰹節商店・芹沢安久さん及び三角屋水産・中島繁さんと一緒に)

ゼミで制作に関わった幻の和牛・日本短角種のレシピ集

岩手県の幻の地鶏・南部かしわを利用した料理(レシピ開発・大竹瑠里さん)

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