食ビの人々

八島 もえMoe Yahima

食の幸せ”を届けるために今の私ができること

日々の生活に活き、将来に役立つ知識の蓄え

私は小さい頃から食に興味があり、これまでに食から数え切れない程の幸せを感じてきました。食は、美味しさや楽しさを届けるだけでなく、日々の生活に癒しや活力を与え、私たちの人生を豊かにしてくれると考えます。いつからか、私も食を通して幸せを届けたいと思うようになり、食を幅広く学べる本学科に進学を決めました。学生生活を送る中で、実践的な学びの充実さや、文理融合である視野の広さ、自然豊かなキャンパスの穏やかさなど様々な魅力を感じましたが、本学科の1番の魅力は人の良さだと考えます。1年次からゼミに所属し、学生と近い距離に先生がいるため、些細なことでも相談しやすく、不安をすぐに取り除ける環境があります。また、学生間でも困っていたら助け合い、明るくも根は真面目な人が多い印象です。学業においては、“専門フードスペシャリスト資格”の取得に力を入れました。学科での学びが試験範囲であるため、学業の集大成として気を引き締めて挑みました。資格に向けた勉強は大変でしたが、食に関する知識が身に付き私生活で活きることや、問題の正答率が上がることに喜びを見出し、前向きに取り組むことが出来ました。今後はこの資格や試験勉強を通して学んだ知識活かして、食の幸せの実現に挑みたいと考えます。

学生のお昼に幸せを届けたい

私は付属高校の料理部出身であり、高大連携の交流を通して”食品ビジネス学学術研究会(愛称Highers☆)”に憧れを抱いていました。入学してからすぐにHighers☆に所属し、3年次には、地域の製パン会社(長後製パン様)と学内購買店(立野商店様)とのコラボ企画として「学生のためのパン」開発・販売に挑みました。本企画は、学生のお昼に幸せを届け、製パン会社と購買店の活性化に貢献するという目標を掲げ始動しました。コロナ禍で活動が制限されている中、学生や購買店への調査から嗜好と課題を把握したり、マーケティングについて勉強し、コンセプトや企画の軸を策定したりと最大限の力で臨みました。
オンライン会議でのレシピ開発や試作、そのレシピを製パン会社の製造工程に落とし込むことは困難でしたが、常にwin-winの関係を築くこと、企画の軸がブレないことを第一に考え、何度も打ち合わせを行いました。その結果、5日間で300個を完売させ、購入者アンケートで満足度9割を達成することが出来ました。
購買店にパンが並び、学生が集まる光景や、学生の美味しかったという声、製パン会社と購買店からの「また次もやろう!」というお言葉に大きな喜びと達成感を感じました。この経験を通して、周りを巻き込み一丸となって逆境を乗り越える楽しさを学びました。
本学科には、このような“学生のやりたいこと”を、親身になって応援してくださる先生がたくさんいます。実際に、この企画も先生方の助けや応援があったからこそ、やり遂げることが出来たと実感しています。恵まれた環境への感謝を忘れずに、挑戦を続けていきたいと考えます。

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