マニュアル通りの答えでは伝わらない。
何かひとつ、光るものを用意してください。

正栄食品工業株式会社

八木 俊行(2005年卒業)

【業種】
製造業

これまでの歩みについてお聞かせください

私は食品経済学科でさまざまなことを学ばせていただきましたが、一番印象に残っているのは大矢先生のゼミです。私を含め11人の学生はみな個性派揃いだったのにも関わらず、きっちりと束ねる先生の巧みなハンドリング技術には、しばしば驚かされたものです。卒論や実習もありましたが、勉強以外でも数多くのことを教えていただき、大学で学ぶべきことは全て大矢ゼミで学べたと思っています。

現在の仕事内容は?

今いる会社は食品専門商社ですが、商社機能の他に、メーカー機能(国内に5カ所、アメリカと中国に自社工場を持っています)、問屋(卸売)機能、リテール(小売)機能も持っています。具体的には、海外からドライフルーツなどを輸入し、それを小さな袋に分けて小売したり、ダイスカットにしたりペースト状にしたりして各菓子メーカーに原料として供給するビジネスを行っています。業務には輸入業務、製造業務、営業があり、このうち私が担当しているのはメーカーに対する営業です。現在はデパートで売っているソフトキャンディーの原料のほか、コープ(生協)や無印良品などにもさまざまな原料を供給しているんですよ。

これから就職活動を開始する後輩たちにアドバイスをお願いします

営業マンの観点からお話ししますと、まず、この仕事は人に慣れなければできません。採用シーズンには多くの企業が間口を広げてくれますから、あまり興味のない企業でも、積極的に面接を受けて場慣れしておくこと。これはかなり重要だと思いますね。それと普段からある程度の身なりや、心遣いをきちんとしておくべきでしょう。いざ勝負の時にやればいいと思っても、練習を積んでおかないと出来るものではありませんから。それと私が一番強調したいことは、就職活動マニュアル本に頼りすぎるなということです。みんながみんなマニュアル通りの受け答えでは、面接官に本人の良さが伝わらないでしょう。何かひとつでもキラリと光るものを持って面接に臨むといいと思います。例えば「○○に旅行してきた」でもいいし、話のネタになりそうなものを用意しておくといいですね。

(取材・撮影:2006年10月6日)

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