調理学実習は、2年次に履修する選択科目で、フードスペシャリスト、フードコーディネーターの資格取得に必要な実習科目です。食材の準備、調理操作、盛り付け、テーブルコーディネート、試食を行い、調理学の理論について実習を通じて理解することが目標です。おいしさの要因や日本料理、中国料理、西洋料理の献立構成、各食品の調理性を理解することによって、「食創造」に必要な知識と経験を身につけることができます。
2013年度調理学実習は、2年生後期と春休みの集中実習にて開講されました。フードスペシャリスト、フードコーディネーターの資格取得を目指す多くの学生が参加しました。後期の授業では、手の洗い方、包丁のにぎり方、だしの取り方からはじまり、和・洋・中華と調理の基礎について実習を通じて修得しました。さらに集中実習では各国料理について学び、韓国・タイ・インド・イタリア・ドイツ・スペイン料理を実習し、食文化を通じて各国への理解も深まりました。普段は包丁を握る機会の少ない学生でも、実習が終わるころにはすっかり手慣れた様子で調理する頼もしい姿が見られました。また学内の農場で朝採れたばかりの野菜や湘南地域で作られた食材もふんだんに使い、食材の特性を生かした扱い方や調理法、地産地消について考えるなど、調理学や学科の講義で学んだ内容を自分で調理して食べる機会を通じ、さらに理解も深まり有意義な実習となりました。
- 飾り切り、上手!
- みんなで協力して進めます。
- 先生のデモをメモして、確認しながら進めます。
- 裏返し、成功!(ちょっと焦げたけど…)
- おいしくな~れ!と調味します。
- イチゴでサンタさん!
- デコレーションは学生のセンスでおいしそうに。
- 自分で作った料理を食べて確認することも大切な実習です
- 味の素さんに出張講義を開催してもらいました。講師の先生を囲んで記念撮影。
- テストは自分のためのお弁当を作りました。