4年生になると、その研究室で1年間卒業研究 に取り組みます。各研究室にもホームページがあります。そちらもぜひ、ご覧下さい。

食品成分の病気に対する予防作用を調べています
食品に含まれる成分が、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の発症を阻止し、予防する機構が次第に解明されています。我々の研究室では、食品成分の健康効果や疾病予防効果を新たに見い出すと共に、これら分子機構を明らかにすることを目指しています。分子レベルでの解析を通じて、食品成分の健康に対する役割について考えています。


食べ物と体の関係を広い視野で解き明かしていきます
食品の摂取がからだの状態にどのような影響を及ぼすかについて、研究を進めています。とくに、生命の維持に重要な役割を果たす免疫系に対する食品成分の作用に注目しています。免疫系は、からだを病原菌などの感染から守り、また、アレルギー反応とも深い関わりを持つものです。これらの研究を通して、最終的には抗感染食品、抗アレルギー食品をつくることを目指します。


「食による健康増進」に、科学の目でアプローチします
日本国内や世界各地で古くから食べられてきた食品には、抗酸化活性や機能性脂質、酵素機能の調節作用など、人々の命と健康を守るまだ我々の知らない「力」が備わっているのかもしれません。「食による健康増進」の科学的解明と食品資源の更なる有効利用を目標にして、化学的分析を基盤に、培養細胞、遺伝子研究にいたる幅広い技術を用いて取り組んでいます。


生物体に起きる現象を理解しながら、食品の加工・改質・保存を考えます
すべての食品は生物資源であり、その加工・改質プロセスや製品の保存手法の開発にあたっては、生物体に働いている化学反応や物理変化を手本にすると効率的です。当研究室では、未来の生物化学工業で重要となる“安全性・環境適応・高効率”の3つのキーワードを考慮しながら、食品の加工・改質・保存について研究してます。


より美味しく、より効率的な明日の食品を創造します
食品はいろいろな動植物に由来する材料を利用し、加工・調理され、口に入って体内の生理作用により吸収されます。したがって、食品には“嗜好”“栄養”“安全・安心”が求められます。本研究室では美味しく高品質で食品本来の有効成分を損なわない食品の創造、伝統食品がもつ良さに、さらに現代人が求める機能性を付与した食品の創成をめざします。そのために、食品加工の基礎的な研究を進めるとともに、食品素材がもつ生理的意義を明らかにしています。


食品と関係の深いさまざまな微生物の不思議を探っています
微生物には、食品のおいしさや栄養といった価値を高め、保存性を向上するというプラス面と、食中毒や腐敗の原因となるマイナス面があります。当研究室では、栄養欠乏や超高圧などのさまざまなストレスを受けた微生物が起こす変化や微生物細胞間の相互作用について遺伝子やタンパク質などの物質レベルから解明し、その原理を応用して新しい有用食品微生物の利用法や有害微生物の制御法を開発することを目指しています。微生物を研究すると生命現象の精緻さ巧妙さに驚かされます。


食品の安全性向上のための研究に取り組んでいます
食品を媒介として、ヒトに危害を加える食中毒菌や病原細菌等を迅速に検出する方法の研究を進めています。さらに、食品の安全性向上のために重要な有害微生物の殺菌や制御技術の検討も行っています。これらの研究を通じて食品産業界に必要な食品技術者の育成にも取り組んでいます。