研究グループと内容
6.肝臓細胞グループ
6.肝臓細胞グループ
培養肝細胞における酸化ストレスと炎症刺激に対する食品成分の予防効果
- 肝臓細胞に起こる異所性脂肪の形成は、脂肪肝から肝硬変を誘発します。また、糖尿病など生活習慣病発症と深く関わります。
- この研究グループでは、培養肝臓細胞を使い脂肪肝、炎症および繊維化を誘導し肝障害の状況を再現させます。
- さらに、これら状態に対する食品成分の影響を調べ、これらに対する阻止作用を明らかにする。
- 現在、ヒト肝臓細胞株を培養してパルミチン酸やTNFαおよび薬物などで刺激し、脂肪蓄積や炎症、線維化およびアポトーシスなどの程度を調べます。
研究の目的
- 食品成分の肝障害予防機能(脂肪肝→肝炎→肝硬変)
- 食品成分の代謝調節によるエネルギー 促進
肝臓細胞の働き
- エネルギー代謝や解毒など
- 食生活の乱れや肥満などで脂肪肝
正常な肝臓からNASHの形成
研究した食品成分
- ビタミンE (アーモンド)
- テアフラビン (紅茶)
卒論課題の例
- 紅茶成分の肝炎および肝代謝に対する予防特性－ヒトとペットの比較
- NASHモデルの検討とビタミンEおよびアピゲニンの影響