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施設・設備紹介

 本センターは建物自体が研究用の装置となっており、緑化研究用屋上・壁面緑化、実験用ビオトープ池、地下水とヒートポンプによる床冷暖房システム、太陽光・風力発電などを備えています。

実験室以外にも測定機器が多数設置されております。
実験担当者以外はお手を触れないようにお願い致します。

屋内


「自然エネルギーを用いた空調システム」



当センターは温熱環境の調整機能を果たす空間として機械の力をあまり使用せず自然の力の仕組みもを活用して機能できるような構造となっています。

地下水やアースチューブを用いて、温度変化の少ない地中の空気を室内に取り込む事で夏は冷房、冬は暖房に使用します。



「実験機器」

 

センターの研究室、実験室には、生物の環境適応機能や野生動物の食性解析等のため、超高速リアルタイム定量遺伝子増幅装置、LC/MS/MS、全自動窒素炭素同位体質量分析装置、土壌・作物体総合分析装置、全リン・全窒素測定装置等が設備されています。






「会議室・教室等」


 1Fにはミーティングルーム(会議室)、情報ホール、2Fには公開教室があります。学生・教員・職員であればどなたでもご利用できます。







屋外

「ビオトープ池」


 屋上と屋外には様々な目的で作られたビオトープがあります。
希少生物をはじめとする野生生物の生活空間となるだけではなく、生物相の変化や屋上直下の室内の温熱環境と断熱効果の実験等が行われています。
また、ビオトープの維持管理の施工実習の場としても活用されています。




「棚田」

 棚田における水質の浄化機能と水稲の生産などの実験を通した環境保全型農業の検証によって、生物資源生産において環境保全のための物質循環メカニズムの解明を行っています。







「パーマカルチャーガーデン」
 

 パーマカルチャーとはパーマネント(持続的な)・アグリカルチャー(農業)・カルチャー(文化的な)を組み合わせた造語です。世界中で様々な取組みがされていますが、センターでは食べられる植物を意識的に栽培する事で、みどりの多様性と有用性のある景観づくりを目指しています。