「サスティナブル(持続可能)」という言葉を聞いたことがありますか?
サスティナブルとは、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発を指しますが、この言葉が日常的に使われるようになった背景には、いま私たちが環境・食料・資源・健康などのさまざまな課題に直面し、地球には限りがあることを強く実感しているからではないでしょうか。
生命化学には、これら未来の課題に対して立ち向かい、かつ切り開いていく可能性が秘められています。また、これまでの成果は、機能性食品・発酵食品・医薬品・化粧品・香料など私たちの生活に密着した分野にも応用され、毎日の生活に大いに貢献しています。
生命化学科では、最先端の生命化学的アプローチで、人間をはじめ、動物・植物・微生物と、その生命活動に関与する物質の機能を分子・細胞・個体レベルで研究しています。そして、得られた知見を食料・健康・環境に関わるさまざまな問題解決に応用し、持続的かつ豊かな社会の構築に貢献することを目標としています。