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日本大学 生物資源科学部 生命化学科
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研究室紹介

環境微生物学研究室

未知の機能を持った微生物を見つけ出し、その機能、生理・生態を研究し、環境の維持や修復に応用することをめざしています。地球温暖化の解決を目的とした研究では、温室効果ガスを削減する微生物を日本湾岸域のアマモ場(稚魚の隠れ家)から探し出すことに成功し、現在培養を試みています。

発酵化学研究室

微生物の代謝の一過程である発酵を通じて生活に有効な物質を作り出し、そのメカニズムを解明しています。沖縄の発酵食品・豆腐ようの赤色色素でもある、ペニリウムという微生物が作る色素は、天然にはまれな鮮やかな赤色で食品・化成品・化粧品などの着色料としての実用化をめざしています。

食品化学研究室

大豆タンパク質を脱アミド化することで、青臭いニオイがせず、水もしみ出てこない、ババロアのような滑らか食感のゲル状食品を開発しました。 これには骨粗しょう症の予防効果もあります。このように、おいしくて栄養があり、かつ病気を予防する機能を備えた食品を創る研究をしています。

栄養生理化学研究室

生活習慣病の多くは肥満が原因と言われています。 なぜ肥満になるのか?体の中で何がおこっているのか?肥満を予防・改善できるのか?解明されていない問題が多く残されています。 私たちは肥満をはじめとした、さまざまな生活習慣病に対し、薬による治療ではなく、食事による予防をめざしてい...

生物有機化学研究室

自然が創り出す様々な物質を単離・合成・誘導化することで優れた生理活性物質を開発し、医薬品や化粧品への応用を目指しています。創薬分野では抗ウイルス薬・抗がん薬・細胞老化阻止薬を、化粧品分野では肌の創傷治癒・潤い保持・抗光老化物質の研究を主に行っています。疾患のみならず老化や肌...

土壌圏科学研究室

地球環境の保全と土壌資源の継続的な有効活用をめざした研究を推し進めています。地球環境の保全に関する研究では、土壌中の有機態炭素の安定化機構の解明および土壌中の水溶性アルミニウムの動態をフィールド調査を通じて行なっています。土壌資源の有効活用に関する研究では、耕起法の違いが土...

植物栄養生理学研究室

植物の生存機能の解析を通して、健康に役立つ機能性植物、汚染土壌を浄化する植物、植物バイオマスのエネルギー転化、環境にやさしい微生物肥料などを研究しています。強酸性土壌でも生育できるオジギソウの仕組みを解明して酸性土壌の修復や食料増産に役立てたり、アブラナ科植物のイオウ代謝の...

特任教授室

経験豊富で実績のある教員が在室し、学科の教育の充実と多様化を進めています。