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日本大学 生物資源科学部 生命化学科

学生実験

豊富な学生実験と実習   ー真実は実験からー

生命化学科では、真実を明らかにする手段を実験に求めています。 1年生の後期には週1日、2~3年生では週2日の学生実験の授業が組まれ、その日は終日実験を行います。ですから卒業時には実験のプロになっています。

1年次:生命化学基礎実験

2年次:土壌化学実験、微生物学実験、生物有機化学実験、発酵化学実験

3年次:植物栄養生理化学実験、栄養生理化学実験、食品化学実験

実験風景
実験風景
実験風景
実験風景

生命化学基礎実験(1年次)

2年生以降の実験を安全かつ正確に実施できるよう、生命化学科で必要な実験の基礎を『一から学ぶ』ことができます。それにより、高校時代に「生物実験」や「化学実験」を行っていなくても、基礎的な知識と実験スキルを身につけることができます。

土壌化学実験(2年次)

農地土壌の養分保持能・含有量や生物活性に関する分析から土壌生産力の評価をします。さらに、土壌断面の野外観察も行います。

微生物学実験(2年次)

納豆菌や乳酸菌、コウジカビやビール酵母などの微生物の基本的な取扱い方法を学ぶとともに、土壌などの自然環境から未知の微生物を分離して培養し、その同定が行えるまでの技術と知識を身につけます。

生物有機化学実験(2年次)

生命活動の基盤であるタンパク質や酵素に関する実験、天然生理活性物質の抽出や医薬品薬成分の合成に関する実験により、多様な生命機能を生物と化学の両方の視点から解明できる能力と実験技術を身につけます。

発酵化学実験(2年次)

特定の機能を持った微生物の分離、育種および遺伝子組み換え技術の利用、発酵生産に関わる微生物酵素の活性および生合成の制御について学びます。

植物栄養生理化学実験(3年次)

植物の養分吸収と代謝との関わりや、養分吸収の場で働く酵素の活性を調べます。植物組織培養を行いながら、植物ホルモンの役割を学びます。

食品化学実験(3年次)

食品に含まれるタンパク質、糖質、脂質、水分、ミネラル、ビタミンCの分析や、抗酸化性、水分活性の測定を通じて、食品の持つ栄養素供給の意義や保存性について考察します。

栄養生理化学実験(3年次)

タンパク質や脂質の分離・分析、動物細胞や腎臓の機能に関する生理・生化学実験などを通して、栄養素に関する基礎知識を深め、同時に生命現象について考察する能力を養います。

実験準備室

実習助手:柴木 紗織

実験準備室には1年次から3年次の各実験で使用される様々な器具・機器が保管されています。私たち実習助手は、これらの器具・機器類を各実験で使用出来るように用意するほか、常時準備室に待機し、学生達が実験を安全かつスムーズに進められるようサポートしています。

実験準備室
実験準備室