当研究室は、森本・柴田・阿部教授といった我が国を代表する栄養学者の活躍により、特に反芻動物の栄養学において多大な実績を誇ってきました。現在もこの流れを受けて、消化管内微生物による栄養基質代謝から、実際の大型動物を用いた実証研究までの幅広いレベルで、反芻動物における飼料の利用特性とそのメカニズムに関する探求をし続けています。研究室では実際に牛、山羊やシカといった動物を飼育していますが、他の牧場や動物園との共同研究により、馬やコアラ、テングザル等のさまざまな草食動物を対象とすることで、土ー草−動物ー人間といった関係性を新たな視点で見直していきます。さらに草食動物による繊維性資源利用のキーポイントとなる共生微生物との関係も、遺伝子レベルで研究を進めています。当研究室は、これらの幅広い知識と実践を提供することで、多様で総合的な視点を持った人材の育成に貢献していきます。