山口きらら博におけるストローベイル建築:Part2


 2001年5月26日〜27日の二日間、県民及び山口大学、山口情報ビジネス専門学校の学生たちで延べ60人程度の参加でワークショップを開催しました。

 今回は、屋根の杉皮葺き、内壁の土塗り、外壁の漆喰塗り、土間の「竹ブロックたたき仕上げ」、案内用のモニュメント制作と盛りだくさんでありました。主要なテーマは、積んだストローベイルの仕上げとしての土及び漆喰塗りでした。この建物は植物の家がテーマで、「わらわらハウス」と呼ばれています。そのため、外観にもストローベイル仕上げを残して見せることもあり、博覧会期間中の暴風雨を考慮すると全てをしっくい仕上げにすることが望ましいのですが、外壁全部は漆喰仕上げとせず、上部はストローベイルの見える仕上げとしています。

 今回でワークショップは終了で、下塗り、中塗りをせず、上塗り仕上げとして内壁の一部は天井まで荒土壁仕上げ、外は漆喰としました。また、ストローベイルの加工のしやすさを活かして、要所要所にくぼんだ棚や鉢置きを即興でつくり、花等で飾る仕上げとしています。始めての曲面壁は学生の努力もあり、きれいな艶のある白壁で植えた花の黄色とマッチして美しいものとなりました。床仕上げは今回初めての試みで、孟宗竹を活用し、土と藁と漆喰でたたき仕上げを試みています。ワークショップで残された作業は随時県民、地元の学生達が仕上げました。


1.土壁用の土で内壁を塗る
2.屋根に杉皮を張る
3.土間用に竹を切断する
4.土を塗った内壁完成
5.竹に土+藁+漆喰を混ぜたものを練りこみ土間にする
6.漆喰が塗られた曲面の外壁
9.ワークショップ作業終了
7.屋根の一部をアクリル製のガラス板とし、内側の藁を見せる
8.外壁に花を生ける
10.ワークショップに参加した人々