Laboratory of Crop Science作物科学研究室

Laboratory of Crop Science作物科学研究室

研究内容

日本、そして世界の食糧問題に貢献する
わが国における食糧自給率の低下、世界的な規模で進む食糧の相対的不足に対して、我々農学をやっている者が、今、何をなすべきかを考えながら、新しい作物や品種の導入、それらの生理・生態学的特徴の解明、そして、そうした作物や品種の効率的栽培法の開発などを行っています。

研究内容.01Content of research.01

日本国内における飼料用トウモロコシの生理・生態的特性と乾物生産に関する研究

近年、作物の収量増加や子実の良質化の可能性を狙った方法として注目されています。そこで、トウモロコシの生育・収量を最大限に得られるような作付体系や、高生産性を付与する栽培方法を研究しています。我々はトウモロコシの生育・収量に及ぼす影響を圃場から分子生物学的手法から検証して、最大収量が得られる栽培法を探索しています。

日本国内における飼料用トウモロコシの生理・生態的特性と乾物生産に関する研究

研究内容.02Content of research.02

作付体系下におけるアーバスキュラー菌根菌の生育促進効果に関する研究

アーバスキュラー菌根菌とはカビの一種です。この菌が作物の根に感染すると、宿主作物のリン酸吸収が促進され、生育が良くなります。我々はこの菌の機能を最大限に発揮できるような作付体系の開発や、高生産性を付与する菌根菌を作物栽培に利用する方法について分子生態学的観点から研究しています。

作付体系下におけるアーバスキュラー菌根菌の生育促進効果に関する研究

研究内容.03Content of research.03

我が国におけるキノアの栽培に関する研究

南米原産の雑穀キノアは、NASAが21世紀に注目される食材として取り上げてから世界的に注目されるようになりました。国連が定めた国際キノア年(2013年)では、国内外で普及に関するイベントが行われました。我々はキノアを国内で栽培化させるため、生態に関する研究と普及に関する活動を行っています。

我が国におけるキノアの栽培に関する研究

主な科目

農学原論Philosophy of Agricultural Science

人類のはじまりは農耕がはじまったことによるものと言っても過言ではありません。そして今日、農業や食料に関するニュースを聞かない日がないほど農業と食料は人類にとって重要なものになっています。農学原論では世界各地ではじまった農耕の歴史、作物の起源と発達、世界や日本の農業と食料事情、食料生産と地球環境、農学の発展と他分野との関連性等を講義します。

食料生産科学 Crop Production Science

農耕における食料の生産は、長い人類の歴史の中で科学の成果によって合理的に説明される技術に基づいて行われています。食料生産科学の講義では、食料生産での収量形成における科学的な側面を理解すること、そして作物の生長と収量形成過程を生理的・形態的・生態的に解析し、多収で高品質な作物を栽培する技術理論の基礎を理解することを目的としています。

作物生理機能科学Field Crop Physiology

作物は生長や形態形成をする際に体内で光合成や呼吸など様々な生理現象を行っています。その個々の生理現象を生化学的な側面から解説するとともにどのようにすれば生長量や収量をより多くすることができるか を考える講義です。さらに、環境の変化によって体内で行われている様々な生理現象も変化するがそれに伴って生長量や収量も変化する要因も講義します。

教員紹介

教授 磯部 勝孝

教授 磯部 勝孝Prof. Katsunori Isobe

最近農業の将来が気になりました。地球も人類も健康でありたいです。それを実現させるため研究しています。

助教 肥後 昌男

専任講師 肥後 昌男Assist.Prof. Masao Higo

“圃場から遺伝子まで”をテーマに幅広い観点より、作物生産の向上を実現させるため研究しています。