Laboratory of Landscape Science and Architecture緑地環境科学研究室

Laboratory of Landscape Science and Architecture緑地環境科学研究室

研究内容

公園整備・運営、都市緑化、里山保全、自然保護、農と緑のまちづくりなど、人の利用や快適性とともに生態的にも豊かな緑を守り、育て、作り出すための研究を行っています。

研究内容.01Content of research.01

都市と農村の生物多様性保全のための緑地計画・管理に関する研究

生態系サービスを支える生物多様性や生態系について、都市部の公園や保全地区、企業緑地、農村の田園・里山景観における緑地の構造と機能の関りから、保全・再生あるいは創出に向けた計画・デザインの研究をしています。身近な野生動植物が生育・生息できる緑地の規模や形状、植生やビオトープの構成、管理内容のほか、希少種や絶滅危惧種の保全、環境教育や生き物体験、人と動植物の文化的な関りなどの研究も行っています。

都市と農村の生物多様性保全のための緑地計画・管理に関する研究

都市と農村の生物多様性保全のための緑地計画・管理に関する研究

研究内容.02Content of research.02

競技場等における芝草の生育とプレーイングクオリティー

大規模な競技場には大型の屋根が付けられることが一般化しており、芝草の生育には日照不足が大きな問題となっています。強度の踏圧や日照不足などの環境下において、芝生には丈夫さ、美しさ、競技のしやすさなどの品質が求められます。このような課題に対処するため、芝草の管理方法についての実験および競技場の実地調査を行っています。また校庭等の芝生管理における児童や地域社会の参加を促進する仕組みも研究課題に加えています。

競技場等における芝草の生育とプレーイングクオリティー

競技場等における芝草の生育とプレーイングクオリティー

研究内容.03Content of research.03

持続可能な環境共生型の地域デザインに関する研究

都市域のアメニティや景観そして生態系を支える骨格となる「緑」を軸に、環境共生に向けた地域デザインに関する研究を行っています。公園緑地、街路樹、駅前広場、屋上・壁面緑化、民有地の緑など、街の随所に増やしつつ質の向上を図るため緑の役割や効果的な配置、設計デザイン、住民による活用などの研究に加え、農村の景観・生物資源を活かした地域づくり活動や都市-農村交流・グリーンツーリズムの研究も行っています。

持続可能な環境共生型の地域デザインに関する研究

持続可能な環境共生型の地域デザインに関する研究

主な科目

農と緑のまちづくり論Town and Community Planning by Rural Landscape

「農」と「緑」は、環境共生の時代において人間らしい暮らしができる都市や地域の再生に不可欠の要素です。棚田・里山やグリーンツーリズム等、農村に在るさまざまな景観・生物・伝統文化の資源を活かした地域づくり・まちづくりが各地で進んでいます。各地の事例紹介を交えつつ、みんなが豊かに暮らせるための地域の潜在力を引き出す計画学としての視点から講義します。

エコロジカル・デザイン論Ecological Design

自然環境や生態系の修復・創出、生物多様性の保全のための生態工学として“生きもの技術”について講義します。例えば自然再生、ミティゲーション、エコロジカル・ネットワーク計画、ビオトープ図化、生態系モデリング、外来種防除等です。これら自然環境の保全・修復の手法を踏まえつつ、人の利用の含めた緑地環境の設計・計画のあり方を解説します。

都市緑化技術論Urban Greening Strategy

都市公園、道路、河川、屋上、壁面、屋内など、都市環境において緑を造り、育むための政策および技術について学びます。競技場、広場、校庭などに用途の多い芝生については別の科目(芝草学)に独立して講義します。

教員紹介

教授 大澤 啓志

教授 大澤 啓志Prof. Satoshi Osawa

Ecological Landscape design:都市・農村・自然域のそれぞれで、人間と緑・生き物が共に賑わうための方策の研究です。

専任講師 藤崎 健一郎

専任講師 藤崎 健一郎Assist. Prof. Kenichiro Fujisaki

芝生、街路樹、屋上等の都市緑化の施工管理技術および公園や庭園の緑が人間に与える効用や文化的な意義を調べています。