園芸科学研究室

研究内容

野菜や果物、花等を材料として、様々な成分の蓄積や代謝に関わる酵素の働きを調べ、遺伝子組換えにより植物体内での役割を明らかにし、未来の品種作りに役立てます。



熱帯果樹類のポストハーベストに
関する研究
亜熱帯果樹のアボカドやホワイトサポテの追熟機構について、植物ホルモンとの関係や、ゲノミクス、プロテオミクス解析により成熟・軟化のメカニズムを調べています。これらの結果を美味しい果実の生産や流通に役立てようとしています。


植物培養細胞を用いた
多糖類分解酵素の機能解析
植物には様々な多糖類が含まれています。それらを分解する酵素遺伝子をクローニングし、培養細胞を用いてタンパク質発現を試みています。培養細胞を使うことで、植物を育てるよりも短期間のうちに、その性質を調べることができます。植物生命科学の技術を使った研究の一つです。

形質転換による新しい特徴を持った
園芸植物の開発
近年の分子生物学の進歩によって、植物の遺伝子の働きについて多くのことがわかってきました。遺伝子組み換えの手法とこれまでの情報を利用して、新しい特徴を持った植物の開発を試みています。



主な科目




野菜の成長はどのようなメカニズムで起こるのか? 各種野菜における成長特性を環境的要因・遺伝的要因と関連させて理論的に考えるとともに、分子レベルベルの知見も使って解説します。野菜園芸を学術的角度でみたものです。また、野菜には、ビタミンや抗酸化成分が多く含まれており、健康を維持する機能を持つことで近年注目されています。これら成分の生合成機構についても学びます。
一般的に果樹は1つの樹では結実しないことを知っていますか? また、果物には多くの糖が蓄積されて成熟しますが、どのような仕組みで糖が蓄積するのでしょうか? 成熟中の果実の中では何が起こっているのでしょうか? このような果物の中で起こる様々な現象について、近年の研究成果から得られた生命科学のアプローチで説明します。また、高品質果樹の生産についても言及します。
植物の持つさまざまな機能や生長に伴う分化等について、物質代謝や植物特有の構造、植物をとりまく環境に対する応答との関係について、細胞学や形態学、生化学的視点によりそれらの基礎的知識を習得します。また、近年発達した分子レベルでの知見を知り、そのメカニズムを理解し、農学面への応用事例についても理解します。光合成やホルモン、物質代謝がキーワードです。

教員紹介

教授 立石 亮 Prof. Akira Tateishi バイオテクノロジーを従来の農学に積極的に取り入れて、遺伝子やタンパク質の解析、あるいは、その制御によって、野菜・果物・花の品質向上を考えています。
助教 上吉原 裕亮 Resea. assoc. Yuusuke Kamiyoshihara 生化学および遺伝学的手法により、まだ明らかになっていない芳香成分の生合成メカニズムの解明を目指しています。基礎研究を発展させ、最終的には美味しい果物を作ることを目標に、学生さんと一緒に充実した研究活動をしていきたいと思っています。










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