生命農学科通信 vol.02「絶滅危惧植物の保全」

バイオで救え!絶滅危惧植物の保全を目指して

野生イネ(O.rufipogon)は、私達が毎日食べているお米の祖先種であり、病気や害虫に強い遺伝子など品種改良に利用可能な遺伝子の宝庫として注目されています。世界の熱帯・亜熱帯地域に自生していますが、近年の都市開発等で自生地が激減しているため絶滅の危機に直面しています。我々は、他大学や外部研究機関と協力して東南アジアの自生地の環境調査や現存の野生イネ集団のDNAを分析しています。集団の遺伝的な特徴や集団がどのようにして遺伝的な多様性を維持しているのかをDNAレベルで明らかにし、野生イネの保全や有効利用に役立てることを目指しています。