日本大学日本大学 生物資源科学部 生命農学科

日本大学 生物資源科学部 生命農学科

小田急江ノ島線六会日大前駅からすぐのキャンパスです。徒歩3分

Course Details科目詳細

Course Details科目詳細

65%のカリキュラムをリニューアル!

日本大学生物資源科学部生命農学科では、生命農学を理解するための新設科目を追加。重要となる分野を強化し、総合的・専門的に生命農学を学ぶために65%の科目をリニューアルしました。
農学科は他大学でもありますが、生命科学分野の科目数の充実には自信があります。
また、そのために必要な実習・研修の実施や実験施設・設備も充実しています。

1年次

科目名をクリックすると科目の詳細を確認することができます。
年次 授業科目 単位数 必修・選択
1年次 前期 生命農学概論 2 必修
【科目説明】
生命農学科若手教員による,生命農学科各研究室の最新研究の紹介を行います。続いて,教授による各学問分野を網羅的に講義します。
【学びのキーワード】
バイオテクノロジー,農業,食料生産,園芸作物,育種,病害虫防除,緑地保全,緑地デザイン
1年次 前期 植物生態学 2 必修
【科目説明】
食料生産や環境保全を考える上で必要不可欠となる植物の生態学について身近な例を紹介しながら講義します。具体的には生態系や植物生態の構造,物質循環,他の生物との関わり等について学習します。
【学びのキーワード】
適応進化,植物の個体・群落,繁殖様式,生物間相互作用,生物多様性
1年次 後期 植物生理学 2 必修
【科目説明】
植物生理学は植物の機能に関する学問です。植物が示すさまざまな機能や生長に伴う分化等について,関与する物質(物質代謝)や植物の構造(形態形成),植物をとりまく環境(環境応答)との関係を,細胞学や形態学,生化学的視点と近年発達した分子レベルでの知見をもとに講義します。また,植物の生理学的反応の植物生産・農学面への利用について解説します。
【学びのキーワード】
オルガネラ,光合成,物質輸送・代謝,糖・デンプンの蓄積,形態形成,環境応答,植物ホルモン,休眠,発芽,開花,結実,老化
1年次 前期 植物遺伝学 2 必修
【科目説明】
生物を扱う研究のほとんどすべての分野において遺伝学は必要不可欠な領域となっています。このような高い重要性は古典遺伝学と分子遺伝学の結合によってもたらされたものです。ある生物現象周辺の情報がなくても,その現象の遺伝様式を解明できる古典遺伝学の能力ならびに細胞機能を明らかにする分子遺伝学の力を論理的,解析的に述べます。とくに,植物育種学理解のための基礎となるよう,植物を材料とした研究例を多く紹介します。
【学びのキーワード】
植物,生活環,染色体,遺伝の法則,遺伝子,量的形質,ゲノム,集団遺伝学
1年次 前期 食料生産科学 2 選択
【科目説明】
作物栽培の基本的な知識を学習するためには栽培の理論としての品種,環境,技術の三者はどうしても切り離すことができません。とくに栽培の技術的な面を中心に作物の種苗生産とその管理,また発芽から登熟までの生育段階と環境との関係を外的,内的面に分析し,そのシステム化を明らかにします。また栽培実地論としては整地,播種,施肥,管理,収穫,貯蔵および検査についても講述します。
【学びのキーワード】
作物栽培,作物,栽培技術,農業,植物生態,食料事情
1年次 前期 植物形態・分類学 2 選択
【科目説明】
サクラの花と葉の形態・分類を解説して植物についての関心を喚起し,生物とは,植物とは,また植物の系統進化をふまえた植物の形態・分類を解説する。細菌・菌類や地衣類から,藻類,コケ植物の形態的特徴,シダ植物から種子植物への形態・分類をふまえた裸子植物,被子植物の根,茎,葉,花,果実や種子の構造と機能を解説し,さらに食糧資源としての植物を中心に植物と人間の将来を考察する。
【学びのキーワード】
生物,植物,形態,機能,分類,発生,成長,進化,ゲーテ,フンボルト,ダーウイン,リンネ,命名法,根,茎,葉,花,果実,種子,組織,実生,生活環,遺伝子資源
1年次 前期 基礎細胞学 2 選択
【科目説明】
この授業の前半では,植物細胞における細胞小器官(オルガネラ)の構造や機能,細胞分裂(体細胞分裂と減数分裂)について詳しく講義します。後半では,染色体と遺伝および染色体とゲノムとの関係を講義します。特に,染色体の構造と機能,変異について詳しく解説し,それらと植物の育種への応用について言及します。
【学びのキーワード】
細胞壁,色素体,液胞,細胞分裂,染色体,ゲノム,倍数性
1年次 前期 植物栄養学 2 選択
【科目説明】
植物の必須元素は17種類あり,このうち14種類は養分として土壌から根を通して吸収し,利用されています。14種類の養分が一つでも欠けると,植物は正常に生育せず収量や品質の低下を招きます。このため,植物の栄養管理は,高収量・高品質な農作物を生産する上で極めて重要です。この講義では植物の養分吸収に及ぼす土壌の理化学性,植物の根の構造と吸水および養分の吸収機構,必須元素の働き,養分欠乏と過剰症,肥料の種類と施肥法について述べ,水耕栽培,ロックウール栽培,土耕栽培,鉢物栽培において利用されている養水分管理について概説します。
【学びのキーワード】
土壌環境,植物の必須元素,養分吸収,養分の働きと物質生産,養分過剰症と欠乏症,根の形態と機能,根の環境と地上部の成長,肥料の重要性
1年次 前期 土壌科学 2 選択
【科目説明】
大気圏,水圏,岩石圏,生物圏の接点である土壌圏の役割と意義からはじまり,世界に分布する様々な土壌の生成要因と,それに対応した農業ならびに人間生活との関わりついて講義します。また,食糧生産に関係する土壌の基本的な知識の修得を目指します。さらに,近年関心が高まりつつある地球温暖化と土壌の関係や,種々の物質で汚染された土壌の現状と対策についても講述する。また放射性物質で汚染された農耕地土壌の現状と対策等について講義します。
【学びのキーワード】
土壌圏,土壌機能,物質循環,食糧生産,土壌管理,土壌汚染
1年次 後期 生物化学 2 選択
【科目説明】
生体分子であるアミノ酸,タンパク質,糖質,脂質の基本的な構造と化学的性質について解説し,さらにこれらが生体内で働くことで生命の機能が維持されていることを基本的な代謝経路(糖代謝,脂質代謝,アミノ酸代謝)を示しながら概説します。
【学びのキーワード】
アミノ酸,タンパク質,核酸,糖質,脂質,酵素,補酵素,同化,異化,エネルギー
1年次 前期 分子生物学 2 選択
【科目説明】
生物は多種多様な分子によって構成されています。よって,生物の特徴を深く理解するには,各々の分子の性質およびこれら分子の関連性を理解することが重要です。 本講義ではゲノムDNA,転写,翻訳,代謝,シグナル伝達,恒常性維持の関連性を理解することを目標とします。 また,分子生物学が現社会で応用的にどのように利用されているのかについても理解します。
【学びのキーワード】
核酸,DNA,RNA,タンパク質,DNAの複製,転写,翻訳,遺伝子組換え,酵素,PCR,GFP,シグナル伝達,転写活性,ルシフェラーゼ,ホルモン,恒常性,トランスジェニック,ノックアウト,ノックダウン
1年次 前期 農学原論 2 選択
【科目説明】
農学は一般的基礎知識の上に実際科学の一領域として,実践的な価値の追求の学,生命・生物の学,地域の学,総合の学として特徴づけられます。諸科学の研究方法をすべて内包するが,生物生産の学として,とりわけ観察による類推的方法が重視されます。農学の本来の使命である自然の複雑な場における,研究成果の具体化・実際化を目指し,構想力のはたらきの下に要素複合的に展開すべきこと,その際,実験,試験,調査による検証とその反復による深化が重要であることを学びます。
【学びのキーワード】
人間と自然,農業と経済,農業と生態環境,農業・農村と生活,持続的農村地域形成,農業技術の革新と普及,農学の特質
1年次 後期 アグリバイオテクノロジー入門 2 選択
【科目説明】
バイオテクノロジーとは,生物のもつ能力や機能を活用して,生物の改良や有用物質の生産を行う技術です。植物を対象にしたバイオテクノロジーの基本原理,関連する生命現象および基本的な技術について解説します。バイオテクノロジーを用いた農業分野における取り組みの実例について多く紹介します。また,植物を食糧ではなく医薬原料などの有用物質の生産工場につくりかえようとする分子農業についても触れ,付加価値の高い次世代の農業について考える機会を提供します。
【学びのキーワード】
植物,農作物,農業,昆虫,バイオテクノロジー,分子生物学,遺伝子組換え植物,遺伝子操作技術,組織培養技術,DNAマーカー
1年次 前期 景観生態学 2 選択
【科目説明】
生命生存基盤として,それぞれの地域の景観(ランドスケープ)を生態学的に扱うための方法論を学びます。単に美しさの視点だけで景観を捉えるのではなく,「自然環境」あるいは「生物多様性」がそれぞれを構成する要素のダイナミックな相互関係に因って成立していることを解説します。また,緑地整備・環境保全・自然保護・自然再生などの視点から,緑地の空間的な広がりの中で地域環境保全に果たしている役割について総合的に理解を深めます。
【学びのキーワード】
環境共生社会,生態的修復,生物多様性,遺伝子,ランドスケープ
1年次 前後期 生命農学実習I 1 必修
【科目説明】
生命農学科の主要な研究材料は農作物でありますが,大学に入学して初めて農作物に触れる学生が多いことから,生命農学実習Ⅰでは広く様々な農作物に触れ,農作業に親しむことを目的とします。種々の普通作物(米麦・イモ・マメ類),野菜,花卉(かき),造園材料に触れるようにするため,10名程度の班を構成し,班ごとに毎回異なる農作物・造園材料を取り扱い,年間で播種作業から育苗管理,収穫作業までを経験できるようにします。農作物生産は常に循環型・拡大再生産を目指さなければなりません。SDGs(持続可能な開発目標)という単語を特に意識する必要はありませんが,実習を通して循環型農業,環境保全型農業,スマート農業に代表される産業と技術革新の基盤づくり,気候変動への対策・対応,生物多様性への取り組みを理解できるようにします。
【学びのキーワード】
作物生産,栽培,野菜,作物,花,雑草,造園,農業機械,畜産,SDGs

2年次

科目名をクリックすると科目の詳細を確認することができます。
年次 授業科目 単位数 必修・選択
2年次 前期 作物生産学I 2 必修
【科目説明】
はじめに農学の中で作物学の位置づけとこの講義で取り扱う対象作物(食用作物)などを説明します。そして次に食用作物のうち,この講義では我が国で最も重要なイネについて,起源と分類,生理・生態,栽培と利用,品種育成等について論じます。
【学びのキーワード】
イネ,コメ,稲作,農業,農学,作物学,食糧生産
2年次 前期 果樹園芸学 2 必修
【科目説明】
果樹の定義や果実の構造について学ぶとともに,生理・生態的特性を基礎として実際栽培面の技術である繁殖,整枝・せん定,休眠特性,栄養管理からポストハーベストまでについて総論的に,具体例を示しながら講述します。
【学びのキーワード】
果実の食品的機能性,果実の構造と果樹の分類,果樹の園芸的分類,果樹園芸の特徴,適地適作,台木の育成,生理的特性,果樹の栽培環境,果樹の休眠,果樹の育種方法,栄養繁殖,せん定,整枝方法,霜害対策,花芽形成,CN率,結果習性,生理的落果
2年次 前期 野菜園芸学 2 必修
【科目説明】
近年,食生活の多様化や生食用野菜の需要増加と共に野菜においても高品質,多品目,周年需要を求める傾向が強くなっています。本講義では野菜栽培の基礎となる野菜の形態と生長・発育現象の生理生態的特性を中心に,ウリ類(キュウリ,メロン,スイカ),ナス類(トマト,ナス),葉菜類(ハクサイ,キャベツ,ホウレンソウ),ネギ類(タマネギ),直根類(ダイコン),イチゴ等に分類し,各群より主要な野菜を中心にして生理・生態的特性を理解し,品種や作型,栽培管理などについて個々の野菜の特性や理解を深めます。
【学びのキーワード】
野菜園芸の特徴,食品的価値,栄養性,生理的特性,作型形成,トマト,キュウリ,キャベツ,タマネギ,イチゴ,保蔵,生理機構
2年次 前期 花き園芸学 2 必修
【科目説明】
生活に潤いと安らぎをもたらす植物として,生産者や消費者にとってはもちろんのこと,自然環境とのかかわりを楽しむ人々にとっても,花きの重要性は今後一層増すものと期待されます。そこで,世界と日本の花き園芸,花きの分類,花きの成長の仕組みなど,花きにかかわる生理・生態の知識の理解に必要な原理・原則を学習するとともに,日本の5大切り花と2大鉢花の基本的な性質について学習します。
【学びのキーワード】
花き園芸,花きの種類,植物分類,生理・生態
2年次 前期 植物育種学 2 必修
【科目説明】
育種とは,生物を遺伝的に改良して新しい品種を作ることです。歴史の中で。作物は著しく変化してきました。作物の改良は社会の変化に対応しながら進み,私たちの生活に影響を及ぼしています。植物育種学の講義では,植物育種の基本となる植物の遺伝の原理,育種に実際に使われるさまざまな手法とその理論について講述します。さらに,主な作物における品種改良の歴史と方向性,産業に及ぼす効果について示します。
【学びのキーワード】
品種改良,遺伝,選抜,遺伝資源
2年次 前期 植物生命科学 2 必修
【科目説明】
植物の生命現象が分子レベルで解明されつつあり,この情報を農業技術開発に活用することが望まれます。そこで,分子生物学の基礎知識とともに,種子発芽,花成,ストレス耐性,花の老化などについて分子レベルの制御機構を説明します。さらに,遺伝子組換え技術を活用した早期開花する作物やストレス耐性作物などを作出する方法を示します。
【学びのキーワード】
植物と農業,植物と環境,分子生物学,分子遺伝学,生命科学,品種改良
2年次 前期 植物病理学 2 必修
【科目説明】
植物病理学が農業生産上果たしている役割,病原体や病徴等の植物病に関する基本的な知識,植物と病原体の相互作用に関する生理・生化学現象,代表的な事例による病害の診断・同定・防除及びこれらを総合した総合防除等の環境保全型防除技術について具体的な事例を多数紹介・解説します。植物病理学を知識だけでなく,実学として体系的かつ総合的に理解することの重要性を学習します。
【学びのキーワード】
植物病原体,抵抗性と病原性,植物・病原体相互作用,植物疫学,診断・同定,防除,環境保全型農業,植物防疫
2年次 前期 応用昆虫学 2 必修
【科目説明】
農作物の生産や増産の問題を解決するために,農薬による害虫防除の技術が進みましたが,その乱用のために色々な弊害が生じました。そのため,農薬を多用する現在の防除体系に代わるものが求められています。このような研究開発には,昆虫の特性についての深い理解が必要とされます。
【学びのキーワード】
昆虫,農業害虫,多様性,進化,昆虫形態学,発育,休眠,生活史,食性,害虫防除,昆虫機能の利用
2年次 後期 造園緑地学 2 必修
【科目説明】
なぜ人々は庭園をつくるのか,そこに何を求めてきたのか,庭園の歴史的展開とその時代背景を学びます。そして都市の発展にともなって庭園から公園へ,公園から緑地へ,自然環境保全へと展開する造園空間の思想とその計画・デザインの系譜をたどり,造園緑地の理論と技術について修得します。
【学びのキーワード】
造園史,庭園,公園,緑地,空間デザイン
2年次 後期 作物生産学II 2 選択
【科目説明】
作物生産学Ⅰで扱うことができなかった他の食用作物(コムギ,オオムギ,トウモロコシ,ダイズ,アズキ,ラッカセイ,ジャガイモ,サツマイモ等)ならびに工芸作物,飼料作物を講義対象にしてそれぞれの作物の起源と分類,生理・生態,栽培,利用等について講義します。
【学びのキーワード】
畑作物,農業,食用作物,工芸作物,飼料作物,食糧生産
2年次 後期 果樹分子生理学 2 選択
【科目説明】
果樹園芸学は野菜園芸学・花き園芸学と並ぶ園芸学の3本柱の一つです。本講義では,果樹のもつさまざまな機能や生長に伴う分化等について,果樹を種類ごとに分けてその特徴を講義するとともに,果実全般における物質代謝や果樹(果実)特有の生理学的現象の基礎的知識を習得するとともに,近年発達した分子生物学的知見を合わせて理解することを目的とします。
【学びのキーワード】
リンゴ,ナシ,ブドウ,カンキツ,生理生態,品種特性,育種,整枝剪定,施設栽培,繁殖,台木,矮化栽培,無袋栽培,着果調整,隔年結果,不和合性,生理障害,糖の転流,収穫,貯蔵,流通,ポストハーベスト
2年次 後期 野菜生理機能科学 2 選択
【科目説明】
野菜は重要な農作物のひとつであり,ビタミンやミネラルなどの機能性成分の摂取を目的として栽培される副食用の農作物です。特に近年は,食の多様化や健康維持に対する意識の向上に伴い,さまざまな野菜・品種が市場に出回っています。本講義では,野菜類の生長過程における重要な現象や栽培上の生理学的特性について解説し,それらの事象について近年明らかにされてきている分子レベルの知見について述べます。
【学びのキーワード】
種子発芽,休眠,頂芽優勢,バーナリゼーション,花芽形成,結実,果実成熟,ポストハーベスト,代謝産物,機能性成分,分子マーカー,植物ホルモン,遺伝子,酵素
2年次 後期 花き分子生理学 2 選択
【科目説明】
花きを安定的に供給するためには,生産技術や流通および品質の向上が必要です。そのためには花きの生理・生態特性を十分に理解する必要です。そこで,花色と香および鮮度,花きの生育と開花について,最新の研究成果や現場での技術とその理論的根拠について学習します。
【学びのキーワード】
品質,鮮度,生育,開花,遺伝子,酵素
2年次 後期 植物遺伝子工学 2 選択
【科目説明】
分子生物学的研究手法の進歩により,作物の生命現象も分子レベルで解明されるようになってきました。その情報を活用して農業技術開発を加速させることが必要です。植物遺伝工学では,農学で用いられる基本的な遺伝子工学的研究手法とその応用について概説します。具体的には,in situ ハイブリダイゼーション,RFLP,サザン・ノーザン・ウェスタンブロット法,ゲノムライブラリおよびcDNAライブラリの作成と利用,DNA塩基配列決定法,マイクロアレイ,RNAシーケンシング,定量PCR,DNAマーカー開発法,DNAマーカー連鎖地図作成法,QTL解析法等について示します。
【学びのキーワード】
植物と農業,植物と環境,分子生物学,分子遺伝学,生命科学,品種改良
2年次 前期 植物病原微生物学 2 選択
【科目説明】
SDGs(持続可能な開発目標)の17目標の一つ「飢餓をゼロに」を達成させるためには,地球上における農作物の安定的な供給が必要不可欠です。農作物の安定供給には,植物に病気を引き起こす病原微生物の特性を理解した上で病害防除策を講じることが重要です。植物の病原体であるウイルス,ウイロイド,放線菌,ファイトプラズマ,細菌,菌類の感染によって起こる主要な病害について解説するとともに,それらの形態と構造,感染戦略,ゲノム,生活環,病原性,検出,診断法などについて講義します。さらに,生産物の流通過程での品質劣化をもたらすポストハーベスト病害やウイルス,細菌を用いたバイオテクノロジー技術についても取り扱います。
【学びのキーワード】
菌類,細菌,ウイルス,ウイロイド,ファイトプラズマ,形態,構造,感染,複製,増殖,伝染方法,生活環,病原性,発病因子,病原性遺伝子,ゲノム構造,遺伝子発現,病害抵抗性,検出,診断技術,微生物バイオ
2年次 後期 害虫制御論 2 選択
【科目説明】
生態系に及ぼす影響に配慮した総合的害虫防除の概念や害虫管理システムの構築法について論述し,環境保全型の害虫管理技術の現状ならびに将来の展望について説明します。その中で,発生予察と被害解析の意義,各種防除手段の組み合わせと評価,化学殺虫剤の弊害,天敵生物や微生物農薬の活用,害虫防除における遺伝子組み換え技術の利用,耐虫性植物の利点と欠点などを概説します。また植物を加害する主要な害虫類の発生生態,防除管理について解説します。
【学びのキーワード】
害虫管理,防除,発生予察,被害解析,フェロモン,IGR剤,天敵昆虫,微生物農薬,遺伝子組み換え
2年次 後期 都市緑化技術論 2 選択
【科目説明】
庭園,公園,道路,屋上,壁面,屋内など,都市内の様々な場面において,既存の緑を守り,緑を増やし,維持管理していく技術について学びます。まずは緑地に植栽される樹木の分類,形態,生理生態的な特徴を学びます。そのため,15回中3回の講義は野外において樹木を見ながら講義を行います。緑化のための人工土壌の特徴,維持管理のための支柱などの工法,法面や壁面の緑化などの特殊な技術について解説します。都市緑化が温熱環境,大気,粉塵抑制など様々な環境要因の改善に与える効果や快適性の把握手法などについても解説します。 SDGs11番目標の「住み続けられるまちづくり」に向けて,専門性を活かした仕事に就いたり,あるいは市民としての活動に役立てられるような知識や考え方を身に付けてもらえるように授業を進めます。都市緑化はSDGs3の「全ての人に健康と福祉を」およびSDGs13の「気候変動への具体的な対策」としての緑化による微気象緩和への貢献も目指しています。
【学びのキーワード】
緑地植物,造園樹木,庭園樹,公園樹,街路樹,移植,道路緑化,植栽機能,植栽計画・設計,植栽基盤
2年次 後期 緑地環境計画学 2 選択
【科目説明】
海外も含めた緑地計画の歴史について概観します。  日本の緑地計画に関する制度の歴史および現行の法制度(都市計画法,都市公園法,生産緑地法,都市緑地法,古都保存法,近郊緑地保全法など)の概要および基本的な考え方などについて学びます。  SDGsの目標にある,③すべての人に健康と福祉を,⑪住み続けられるまちづくりを,⑮陸の豊かさも守ろう,などの課題に対して,緑豊かなまちづくりとその維持に市民として,あるいは専門家としてどのように貢献し,享受できるかを皆で考えていきます。  造園職公務員や国家資格(造園施工管理技士)の受験に役立てることも意図し,それらの受験科目も考慮した内容とします。
【学びのキーワード】
公園,緑地,都市公園,都市計画,緑地保全,緑地保全,都市緑化,景観
2年次 前後期 生命農学実験I 2 必修
【科目説明】
生命農学を構成する植物形態学,植物遺伝学,植物生理学,植物生態学,植物病理学,昆虫学,生命科学に関する基礎的実験を行うことにより,生命農学の理解を深めると同時に,試薬の正しい取り扱い法と調製法,実験器具と機器の正しい取り扱い法,実験計画とデータの統計処理方法,論文の書き方等について習得します。
【学びのキーワード】
植物の内部構造,植物ホルモン,色素,果実の品質,組織培養,植物群落,植生,微気象,植物の病徴,病原菌の生活環,害虫の形態,昆虫の同定,DNA,タンパク質,統計
2年次 前後期 生命農学実習II 2 必修
【科目説明】
生命農学実習Ⅰで経験した実習内容をもとに作物・野菜・花卉・造園から1分野を選択し,栽培分野においては播種から収穫・出荷調製まで一連の行程を,造園分野においては日本庭園の施工管理全般・造園樹木の管理を,それぞれ通年で実習し,栽培植物の特性理解や栽培管理の基礎的技術を習得,基本的な造園施工・管理技術を習得します。SDGs(持続可能な開発目標)の視点から,農作物生産において循環型農業,環境保全型農業,スマート農業に代表される産業と技術革新の基盤づくり,気候変動への対策・対応,生物多様性への取り組みを理解します。
【学びのキーワード】
水稲栽培,野菜栽培,花卉栽培,生産技術,樹木の移植,庭園の施工,造園材料,施設栽培,温室栽培,露地栽培,観葉植物栽培,鉢苗物栽培,施工方法,飛石,敷石,造園植栽,SDGs
2年次 前期 ランドスケープ演習 2 選択
【科目説明】
個人庭園から都市公園,商業施設等の屋外空間の計画・設計に不可欠なデザイン技能の基礎を修得する講座です。屋外空間を創出するために求められる機能を満たしつつ「美しさ」「持続性」「必然性」を創出する技能修得のために,基礎講座において計画設計の基礎を修得した後,住宅の計画設計からテーマ性の求められる空間計画手法を修得します。前・後期テーマ別の課題を提示するが計画設計の性格上,指導と評価は個人の能力に応じて行います。
【学びのキーワード】
デザイン,コンセプト,ターゲット・マーケット,景観,情景,演出,調査,解析評価,プランニング,プレゼンテーション,感動,サスティナビリティ,エイジング,癒し,環境負荷,管理負荷 
2年次 後期 実験情報解析演習 2 選択
【科目説明】
生物の集団は個性をもつ個体からなるため,それを対象にした研究においては,データから導かれた結論と正当性を客観的に示す必要があります。そのための道具が統計的方法です。統計的方法の主な考え方を概説した上で,例示された実験・調査データを関数電卓や統計ソフトを用いて統計的に処理する練習を重ねることによって,統計的方法の利用法を習得します。
【学びのキーワード】
測定データ,生物統計,統計検定,有意差,実験計画

3年次

科目名をクリックすると科目の詳細を確認することができます。
年次 授業科目 単位数 必修・選択
3年次 後期 作物生理機能科学 2 選択
【科目説明】
作物生理機能科学で取り扱う事項は,個体生理学,環境生理学,生長生理学,個体生態学,農耕学などとして知られている学問分野と密接なかかわりをもっています。本講義の第1の目的は,植物が自然条件下で群落として生育しているとき,植物体における種々の過程がどのように統合されてて植物全体としての反応が現れてくるかを生理機能,統計的観点から理解します。
【学びのキーワード】
生物統計学,作物生態学,作物分子生理学
3年次 後期 分子植物育種学 2 選択
【科目説明】
遺伝子組換え作物品種の作出技術とゲノム情報を利用した育種におけるDNAマーカー選抜技術は植物分子育種技術として注目されています。世界各国はバイオテクノロジ-への取り組みを強化しており,遺伝子組換え作物の栽培面積は急激に増加しています。また新品種の育種においてDNAマーカーは広く利用されるようになりました。本講義では遺伝子組換え技術,DNAマーカー開発手法を含むゲノム科学,農業生産への応用と実用化,安全性議論を理解するための講義を行います。
【学びのキーワード】
育種,遺伝子組換え,DNAマーカー
3年次 前期 農薬科学 2 選択
【科目説明】
農薬は農作物を病害虫や雑草による被害から保護するために使用され,十分な食料を安定して供給することに重要な役割を果たしています。また,農薬は花や樹木の健全な育成にも使用され,緑の保全に重要な資材です。一方,農薬の毒性や農作物への残留,環境汚染等の問題も存在します。現在,農薬は毒性や残留に関して最新の科学的知見に基づく手法で管理され,ヒトや家畜,農作物,環境等に対する安全が担保されている。講義では,農薬の役割,管理・安全担保の仕組,作用機構及び使用方法について説明します。
【学びのキーワード】
農薬の役割,食の安全,農薬の作用機作,化学物質の管理,リスクとハザード
3年次 後期 昆虫ゲノム医科学 2 選択
【科目説明】
害虫,益虫を問わず,昆虫の病気について学習し,微生物防除への応用や,益虫の保護についての総合的な知識を身につけます。
【学びのキーワード】
微生物,感染病,傷害,治癒,作用機作,細菌,糸状菌,原虫,微胞子虫,ウイルス,防除,生体防御,分子昆虫
3年次 前期 芝草学 2 選択
【科目説明】
芝生に用いられる草を芝草といいます。多くはイネ科に属し,イネ科芝草は暖地型と寒地型の草種に大別されます。各種芝草の形態,生理,生態的な特徴を概説します。芝生は競技場,ゴルフ場,庭園,公園,校庭など様々な所で使われています。用途に応じた芝草の種類の選択,床土の造成工法,管理技術について解説します。1964年の東京オリンピックの時代には冬季は茶色かった芝生が現在では常緑が一般的になっています。困難と思われていた小中学校の校庭にも芝生が普及しています。芝生の存在が利用者や周辺環境ならびにコミュニティ形成に与える効果についても論じます。
【学びのキーワード】
芝生,芝草,地被植物,公園,庭園,競技場,ゴルフ場,校庭
3年次 前期 緑地工学 2 選択
【科目説明】
緑地工学として,身近な空間として都市内の様々を空間を都市公園をはじめとした緑地,オープンスペースを事例などを通して学んでいきます。神奈川県内などの事例を多く採用するため,講義の前に現地を見ることでさらに深い理解が得られます。伝統的な造園技術,生態工学,生物多様性配慮型技術などの多様な技術を総合的に紹介します。
【学びのキーワード】
造園施工,造園施工管理,造園工事技術,造園施設,エンジニアリング,生態工学,自然再生,ビオトープ,生物多様性,ミティゲーション,バリアフリー,ユニバーサルデザイン,人工地盤緑化,立体空間緑化,特殊緑化,ランドスケープデザイン,都市公園,港湾緑地,オープンスペース
3年次 前期 植物環境調節学 2 選択
【科目説明】
農産物の周年栽培・高付加価値生産は,生育環境を制御・改善できるガラス室・プラスチックハウスなどの園芸施設利用によるところが大きいです。そこで作物の生産環境を大別し,それぞれの環境ごとに環境負荷が作物栽培に及ぼす影響について理解し,環境制御によ効率的な作物生産法について学びます。また今日的課題となっているSDGs(持続可能な開発目標)の実現のために取り組むべく消費エネルギー軽減や環境負荷軽減策,スマート農業化による産業と技術革新の基盤創生などについても見識を深めます。
【学びのキーワード】
被覆資材,温度環境,ガス環境,光環境,根域環境,養水分環境,養液栽培,統合環境制御,環境負荷軽減,省エネルギー栽培,スマート農業,AgTech(AgriTech),SDGs
3年次 前期 アグリバイオテクノロジー実験法 2 選択
【科目説明】
農学分野のバイオテクノロジー(アグリバイオテクノロジー)は,SDGs(持続可能な開発目標)の17目標の中にある「飢餓をゼロに」および「陸の豊かさも守ろう」の達成に直結する食糧問題や環境問題を解決するとともに,“食”を通じて私たちの生活をより豊かにする有効な手段として期待されています。本講義では,植物と微生物バイオテクノロジーを対象にPCRによる遺伝子の増幅,クローニングからトランスジェニック植物の作製に至る一連の基本的な遺伝子操作技術を修得します。さらに,蛍光タンパク質を利用した解析やウイルスを用いた遺伝子ノックダウン法などの最新の実験手法を含めた幅広い技術を取り扱います。
【学びのキーワード】
DNA,RNA,タンパク質,クローニング,逆転写反応,PCR増幅,リアルタイムPCR,シーケンシング,蛍光タンパク質,酵素,抗原抗体反応,ウェスタン解析,in vitro転写,遺伝子導入法,トランスジェニック植物,次世代シーケンス,RNA-seq,酵母,タンパク質間相互作用,ウイルス誘導性RNAサイレンシング
3年次 後期 アグリバイオインフォマティクス論 2 選択
【科目説明】
近年DNA配列やタンパク質配列などの生物的情報を利用した農学の研究や技術開発が盛んに行われています。これらの研究・技術開発においては膨大な生物情報から必要なデータを取得するバイオインフォマティクスの技術が用いられており,その理解には基礎的なバイオインフォマティクスの知識を有していることが求められます。本講義では,バイオインフォマティクスを用いた最新の農学研究を理解できるようにするため,基礎的なバイオインフォマティクスの分析手法を修得します。
【学びのキーワード】
バイオインフォマティックス,情報生物学
3年次 後期 植物医科学 2 選択
【科目説明】
植物病の発病を抑えるには,植物,病原体,環境要因の3つの要因を抑制し,経済的被害が生じない被害許容水準以下に抑制することが重要です。このため,植物病の発病メカニズムと防除の意義を理解させる。また具体的な防除法である化学農薬や生物農薬の種類と作用機作,抵抗性品種の利用技術や土壌病害の防除法に関する研究動向について概説します。さらに,複数の方法を組み合わせた防除法が求められる背景並びに環境に配慮した防除の意義と具体的方法についての知識と理解を深めます。
【学びのキーワード】
診断,科学的防除と生物的防除,物理的防除,土壌消毒,品種抵抗性,病原性の分化,発生予察と被害許容水準,総合防除
3年次 前期 分子植物成長制御論 2 選択
【科目説明】
植物の生活環と発育相を制御し,開花などの形態形成に影響を与える水,温度,日長,光質などの環境要因と,それら環境要因の変化を植物が捉えるしくみについて植物生理学的・分子生物学的観点から講義します。さらに,形態形成を制御する植物ホルモンの生合成,代謝,生理作用と農業上の利用について講義します。
【学びのキーワード】
環境と植物の成長,植物の形態形成,開花メカニズム,植物ホルモン
3年次 前期 自然保護政策論 2 選択
【科目説明】
自然保護政策の基本的知識を理解し,社会における自然保護の進め方について習得します。具体的には,政策の基本となる自然環境の現状と課題,自然保護に関する国際・国内の動向を理解し,自然保護関連法制度や,自然の保護と利用の両立に関する各種施策を進めるための方策を幅広く学びます。
【学びのキーワード】
生物多様性,自然環境保全,国立公園,エコツーリズム,野生鳥獣,希少野生動植物,外来生物,環境アセスメント,民間活動
3年次 前期 エコロジカル・デザイン論 2 選択
【科目説明】
今日の地球環境時代において,自然科学,特に生態学とデザインを総合化することで人と自然の共生を具体の空間の中で図っていくのがエコロジカル・デザインです。我々は,生態学の「真」とデザインの「用と美」をどのように調整して地域環境をつくっていくべきか,その歴史,技術,制度,実践,思想性について学びます。
【学びのキーワード】
エコロジカル・プランニング,生物多様性,ビオトープ,防災,緑化
3年次 後期 農と緑のまちづくり論 2 選択
【科目説明】
我が国の都市やその周辺の地域における緑地や農的空間は,新鮮な農産物の供給,災害時の防災空間の確保,国土・環境の保全等,多様な役割を有しています。本講義では,都市とその周辺の地域でのまちづくりを行ううえで前提となる都市計画法や農業振興地域に関する法律などの法的根拠に基づいたまちづくりのあり方を学びます。そのうえで緑地や農的空間を生かした持続可能でエコロジカルなまちづくりのデザインのあり方を考えます。
【学びのキーワード】
都市計画の歴史,都市構造の把握・解析,都市計画法,農業振興地域に整備に関する法律,エコシティ,住民参加
3年次 集中 園芸福祉論 2 選択
【科目説明】
花や緑を介して,精神治療や認知機能の改善,生活の質の向上を目指します。授業では,具体的な実践例やその効果を中心に紹介します。園芸学にとどまらず,心理学,生理学,脳科学の様々な分野の専門的な視点から解説を行なうとともに,幅広い知識と技術の習得を目指します。
【学びのキーワード】
花と緑のある生活,色と香り,ストレス軽減,脳活動,脳機能障害,加齢と高齢者医療・福祉
3年次 前後期 生命農学実験II 2 必修
【科目説明】
学科には8研究室があり,研究室において,各専門分野に関わる実験手法を学びます。配属される研究室によって,作物,野菜,花卉類,微生物等を材料として形態的特徴の観察,生育環境の測定,環境調節や植物成長調節物質施用による栽培試験,土壌や植物体の養分分析,色素分析,遺伝子解析などを行います。これらを通して装置の取扱いや実験手法の理解,客観的データを取得するための実験計画法や統計解析法の習得,実験レポートの作成方法等,農学実験の基礎的技術を習得するとともに,座学で学んだ内容について実験を通じ理解を深めます。
【学びのキーワード】
野菜,花き,形態観察,SDGs,環境調節,成長調節剤,土壌診断,植物養分分析,非破壊栄養診断,DNA・RNA抽出,色素抽出,バイオアッセイ,実験計画法,統計分析
3年次 前後期 生命農学実験III 2 必修
【科目説明】
学科には8研究室があり,研究室において,各専門分野に関わる実験手法等について学びます。4年次に開講される卒業研究を視野に入れつつ,生命農学実験Ⅱで使用する実験材料を栽培あるいは生育し,その管理方法を習得します。
【学びのキーワード】
栽培計画,作型,作物類,果菜類,花卉類,根菜類,育苗,施肥,土壌管理,温室・ハウス管理,栄養繁殖技術,灌水管理
3年次 前後期 生命農学演習I 2 必修
【科目説明】
生命農学においては,現在,生物をとりまく分野で生じているさまざまな事象について論理的に評価,批評する能力や調査・研究結果を適切な方法で発表する能力が重要です。学科研究室ごとに設定された課題に沿って,科学実験・調査レポ-ト作成法,科学論文の検索法,プレゼンテ-ション法等を学びます。
【学びのキーワード】
研究課題発表,卒業研究関連文献発表,国内外の原著論文発表,討論,卒業研究発表
3年次 前期 園芸デザイン演習 2 選択
【科目説明】
感性を刺激するデザインにはどのような要素が含まれているのでしょうか。特に園芸デザインにおいては何をどのように組み合わせれば人々は『心地よい・キレイ・素敵』と感じるのでしょうか。見るヒトが心惹かれる空間表現のための実践的な考え方や手順,技術等の修得を目指します。 そうした内容をふまえて若い感性を耕すことを目的とします。
【学びのキーワード】
植物の原産地,栽培特性,植物の形態,色彩計画,色彩心理,五感刺激,芳香植物の活用,イメージトレーニング

4年次

科目名をクリックすると科目の詳細を確認することができます。
年次 授業科目 単位数 必修・選択
4年次 前後期 卒業研究 6 必修
【科目説明】
卒業研究は4年間の総集大成として,これまで専門的に勉学したことを研究を通してまとめるものです。学科には8研究室があり,研究室において,実験研究材料の育成や実験方法に関することを年間を通して論理的に修得します。指導教員の指導のもと,研究の立案,計画,実験活動,データの解析,考察を行い,プレゼンテーション,論文の読解をして論文作成を行います。研究活動を通して,思考力,忍耐力,創造力,協調性,コミュニケーション力が養われます。
【学びのキーワード】
論文の検索(和文・英文),実験活動,データ解析,創造力,理論性,プレゼンテーション,フィールドワーク
4年次 前後期 生命農学特別講義 2 選択
【科目説明】
生命農学科における8研究室が関わる農学・環境学のテーマに関する授業および6名の教授による関連トピックの紹介を行い,農学や環境学の研究分野が社会とどのように関連づけられているかを学びます。
【学びのキーワード】
現代社会における農学,環境学に関わる問題のクロ-ズアップ
4年次 前後期 学外実習 1 選択
【科目説明】
農業生産,流通,販売あるいは,緑地計画・設計・施工等の現場で実習を行います。海外の大学でのカリキュラムによる実習等を履修します。受け入れ先は,学科が定めた機関とする。生命農学科と関連を持つ実社会の場面での体験を通して,自らの職業感を養います。
【学びのキーワード】
生産実習,農家宿泊実習,農業関連企業見学,海外研修実習,流通関連企業実習,農業試験場見学
4年次 前後期 生命農学演習II 2 必修
【科目説明】
学科には8研究室があり,研究室において,各専門分野と各自の卒業研究テ-マの背景等を理解するため,専門分野における国内外の文献を読んで発表します。その内容に対して,参加者全員で討論を行います。最後に教員が補足説明と総括を行います。また,可能であれば,関連の試験研究機関,農作物の生産現場の視察,見学等を行う場合もあります。
【学びのキーワード】
研究課題発表,卒業研究関連文献発表,国内外の原著論文発表,討論,卒業研究発表