生命農学科の魅力と取組みを発信
生命農学科通信 vol.40「卒業おめでとう!!」
卒業おめでとうございます!!
令和2年3月25日に日本大学生物資源科学部の学位授与が執り行われました。
大学で過ごした4年もの間に、色々なことを学び、たくさんの仲間ができ、時には大変なこともありながらも、ようやく迎えた晴れの日と思います。
色々な卒業関連のイベントが中止になってしまったけれど、この日は桜も咲いて、天気もとても良くて、特別な日だったと思います。
それぞれの卒業生の心に残るものであったら良いなと願っています。
卒業式を含め様々なイベントが自粛となり、花業界への打撃も大きなものとなりました。
農学を学ぶ学科としては、このような事態に少しでも貢献できればということと、卒業生を少しでも華やかに送り出してあげたい、祝福したいという気持ちから、教職員の自費でフラワーアレンジメントでの会場装飾と卒業生一人ひとりに花束をプレゼントしました。
卒業生のために用意したのは「スイートピー」の花束。
スイートピーの花言葉は「門出」や「優しい思い出」で、卒業のお祝いにはピッタリの花です。
この花束は本学科に在籍する学生さんのご家族が経営している「尾山農園」さんから購入させていただきました。
学部卒業生・大学院の卒業生・退官する先生分を合わせておよそ150もの花束を作成していただき、本当にありがとうございます。
卒業生の中には、好みの色と交換しに来る子もいて、喜んでいただけたようで、教職員一同とても嬉しく思っています。
フラワーアレンジメントをお願いしたお花屋さんは、売れるかどうかわからなくても、花農家さんに貢献するために市場に出てきた花をどんどん仕入れていたそうです。
そんな思いにも共感し、大きな講義室でも映える豪華なフラワーアレンジメントをお願いしました。
日本大学のスクールカラーは緋色のため、赤系の美しい、立派なフラワーアレンジメントを希望通り(いや、それ以上に)作成してくださいました!
この生命農学科オリジナルの立て看板、実は百瀬先生が直々作成してくれました!
学位授与の会場が2つの講義室に分かれたため、お互いの講義室をモニターで投影し、成績優秀者の表彰や担任の先生・学科主任の挨拶もみんなで見られるようにしました!
モニター越しの先生達、同級生たち、なかなか面白かったですね。
色々な卒業イベントが中止となってしまいましたが、いつもと違った(このような時でしかやらないような)、心に残る形で祝福したいと思い、生命農学科の学位授与のために教職員一同準備を進めてきました。
この気持ちが卒業生に少しでも伝わってくれると嬉しいです。
窪田学科主任のご挨拶にありましたが、新型コロナウイルスが収束した時、生命農学科校友会(富嶽会)主催で学内会場を使用して、何かしらの会ができればと思っています。
またみんなで会える時まで、元気に過ごしてください。
卒業生の新しい門出に幸あれ!!
2020年3月27日