生命農学科の魅力と取組みを発信
生命農学科通信 vol.36「ちょっと教育・研究環境の自慢」
数日、研究成果について紹介させていただいておりましたが、ここで教育・研究環境について少し紹介させていただきます。
私立の大学ですので、毎年国立大学よりは高額の学費を納めていただいております。
その分、教育・研究環境は充実させています!!
生命農学科では今後の農業の発展を見据え、植物生命科学に関する新たな発見を得ることや、新たな技術を開発すること、そしてこの研究や開発を通じて、最先端の農業分野で活躍する人材を育成することを目指しています!
※ちなみに今年の就職希望者内定率も例年通りのほぼ100%
生命農学科一期生(昨年度卒業生)の活躍はこちらで紹介しています。
研究には、とにかくお金がかかります・・・。
分析機器では数千万かかるものもありますし、ちょっとした機器でも数百万。
また、分子生物学、生化学的な実験には、試薬やカラム等の消耗品(1つで数十万するような消耗品もあります)も必要となるため、研究費が潤沢でないと、せっかく機器があっても使用することが困難です。
全8研究室に対して、研究・学生教育費として皆様から納めていただいた学費を充てています。
これに加えて、各研究室の教員が競争的資金や受託研究費様々な研究費を外部から確保しているため、なかなかの金額です。
そのため・・・
質量分析器(写真はGC/MS)や
タンパク質の分析装置
蛍光顕微鏡
植物ホルモン分取用のHPLC
※こちらはもう1台あります
これら高額な機器を学生自身が扱うことができます。
お金が無いから、研究できませんということにはまずならないでしょう。
研究室の配属は3年生からですが、2年生も生命農学科実験Ⅰとして基礎的な実験を行います。
基礎的な実験も人数が多くても一人一人が学べるよう、機器が一人一台あたります。
例えば、こちらの生物顕微鏡(なんとライカ製です!)もグループではなく、一人一台使っています。
同じくライカ製の実体顕微鏡も人数分ご用意しております。
最新の事を学ぶためには、やはり機器も良いものを使った方が良いという考えで、学生実験用の全顕微鏡を更新しました。
※といっても研究費も無限ではございませんので、全て更新するのに2、3年はかかりました・・・。
生命農学科は所謂農学部ですので、植物の栽培場所も必要となります。
日長や温度等、栽培条件を厳密に管理することができる恒温制御室が数部屋。
グロースチャンバーは多すぎて何台あるのかよくわかりません・・・・。
外には自然光を取り入れる、閉鎖系ガラス温室もございます。
温室も何棟もございます。
窪田教授が開発したN.RECS専用の温室
バラの栽培温室(切り上げ式とアーチング栽培用があります)
カラフルなLEDを用い、その効果を検証中です。
バラ園も使ったりしています。
このような温室群と圃場がキャンパス内に完備されています!
キャンパスの広さはなんと東京ドーム12個分!
そして、これらの圃場は全て研究室から徒歩圏内にございます。
(圃場自体が広いので、圃場内での移動は少し大変?)
耕耘も自分たちでやっていきますよ☆
※もちろん教員が一緒についてます
やはり、植物を扱った研究を行う以上、植物の管理を自分たちでやって、植物そのものを観察し、新たな発見をするということが重要です。
場所が遠いと(実際、農学部の場合、圃場は車やバスで移動しなければならないことが多いです)、観察や管理が難しくなってしまいます。
学生生活を充実させるためにも、時間を有効に使いつつ、自分たちで新たなことを発見してほしいと願っています。
これだけ便利な環境ですが、アクセスもとっても良いです!
日大生物資源科学部(湘南キャンパス)は小田急江ノ島線六会日大前から徒歩3分くらいです。
江ノ島や横浜もとっても近いです☆
本館のNUホール(14F?)から見ると、
こんな感じで見えるほどに近いです。
また、学内には体育館(ジム付き)、食堂棟(3階建て)の他、本館1階にはスエヒロ、1号館にはカフェスカーレットと学業以外の設備も充実しています!
カフェスカーレットは2020年JR SKI SKIのCM(浜辺美波さんと岡田健史さんのW主演!)の撮影場所にも用いられました。
学内の図書館内のカフェ(スエヒロ)では、パフェなどのスウィーツも用意されています。
次回はまた研究成果の紹介をしたいと思います!
生命農学科の入試情報の詳細はこちら
生命農学科入試情報http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~agb/admission_info/overview/
2020年1月28日