日本大学日本大学 生物資源科学部 生命農学科

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Correspondence生命農学科通信

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生命農学科の魅力と取組みを発信

生命農学科通信 vol.27「作物科学研究室紹介」

土壌微生物の1種で作物の根に共生しリンを作物へ供給するアーバスキュラー菌根菌(AM菌)はポット栽培した作物に接種したときの生育促進効果は高いですが,農地でポット条件同等の生育促進効果がみられることは稀です。
そこで, 作物科学科学研究室では作物の生育・収量向上に適切な栽培管理でのAM菌を介したリン酸吸収能を明らかにするため,土壌中と根内のAM菌の種構成解析を網羅的に解析しています。
AM菌の種の構成パターンの比較写真.
注:バンドの位置の違いから種の構成の違いを判断.
現在,作物科学科学研究室では,9月~10月は作物の収穫をして,作物根や土壌からAM菌の遺伝子解析を行っています.
作物科学研究室所属学生によるトウモロコシの刈取・収穫作業の様子.
増幅したAM菌のDNAの確認写真.
注:光っているものがAM菌のDNA.
 AM菌によるリン酸減肥可能量を評価する作付体系の開発は国内トウモロコシ生産への波及効果が高く望まれる技術で,まだまだ研究すべきことも多く残されています.
一緒に土壌微生物の研究してみませんか!?受験生の皆様,お待ちしております!
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2019年9月30日

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