骨の博物館

2020/8/26
★常設展示紹介 農機具「唐箕」

大学近くの藤沢市石川あたりの広い田んぼや
谷戸の田んぼでは、イネが稔りはじめました。
稲
ここ数日の強い日差しと暑さが
イネの生育にとっては良いようです。
稲

こちらは博物館にて展示している
「唐箕(とうみ)」という古農機具です。
唐箕

大正後期より昭和30年ごろまで
多く使用されていました。
収穫の際に籾(もみ)に混入したゴミやワラ屑を
風の力で吹き飛ばし選別します。



2020/08/19
★博物館内の燻蒸

博物館では毎年、夏期一斉休暇期間中に
建物の燻蒸を行っています。
燻蒸

一階と三階の展示室と、収蔵庫、事務室
が対象で、剥製や植物標本を食べてしまう
カツオブシムシ類やシバンムシ類の駆除が
目的です。
燻蒸

まず、標本に直接薬剤が付かないように
養生します。
燻蒸

 養生が完了したら館内の空調を止めた上で
薬剤を噴霧します。作業員がガスマスクと
めがねをした上で、投薬します。
燻蒸

 この状態で、約一日置いた上で、館内に
新鮮な空気を入れます。
燻蒸



2020/08/05
★剥製標本の修理

新型コロナウィルスの影響で3月から休館中の当館ですが、
その間も少しずつ改修を行っています。

その一つとして、先日修理に出していた
カンガルーの一種(ワラビー)が帰ってきました。

Before
修理前のワラビー
After
修理後のワラビー

口が閉じられ、台座も他の標本に合わせた
黒色のものに交換されています。

キレイになった標本をお見せできる日を心待ちにしています。


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